2019年11月22日(金)
〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽22ｰ54：ちっちゃいものたちのやぼう【初回2019年11月22日(金)】
▽脚本：坂井史世
▽絵コンテ：西田章二
▽演出：佐藤真人
▽作画監督：丹内 司
▽原画：松丸知宏・津田夏貴・上田温子
▽動画：松本早織・友清 泉
・おじゃる丸からの「ソチだけにとくべつなお知らせ」というヒミツめいた手紙が、ちっちゃいものクラブのメンバーにとどいた。ちっちゃいものクラブの会長の座（ざ）をゆずるから、ほかの者（もの）にはナイショで町はずれの小屋（こや）に来いというのだ。この手紙、実（じつ）はメンバー全員（ぜんいん）に送（おく）られている。ぜひとも自分が会長に！それぞれ腹（はら）にやぼうをいだき、ちっちゃいものたちは小屋へとむかう。(公式HPより
✏️おはなし
ちっちゃいものクラブのメンバー、公ちゃん・カメ・トメ・カタピー・電ボの元にそれぞれ届いた手紙。その内容とは、
｢ソチだけに とくべつな お知らせでおじゃる マロのちっちゃいものクラブの会長のざを ゆずってやっても よいでおじゃる 興味があるなら 今日のばん みんなにないしょで 町外れの小屋まで来るでおじゃる ソチのしんゆう おじゃる丸より｣
手紙を読み目を輝かせる電ボ
その晩、続々と小屋に集まる一同。薄暗い小屋、ほのかに灯った明かり、ようやくお互いの姿に気付くちっちゃいものクラブ。公ちゃん、手に持ってた手紙を慌てて隠すも問い詰められ白状、ここでようやく全員同じ手紙が届いてた事に気付く一同
だからといって会長になりたかったわけじゃない、とカメトメ。カタピーも遠慮したい、公ちゃんも同様のアピール。これを見て電ボ、｢では次の会長はこの電ボがやらせていただきます！｣と宣言。
前々から会長という仕事に憧れていた、と電ボ。しかし頭の中はおなご様に囲まれてモテモテな己の姿、｢まさに天国！わたくしの夢が叶う時がついにやって来ました！｣ 呆れる一同。
ちょっと待った、なカタピー。いわく、恋人のフランソワに｢いつになったら偉くなるの？お隣に住んでるナメ美さんのご主人、こんど会長さんになるんですって～｣と言われたらしく、会長にならないとフラれるかもと危惧してるらしい。
負けじと語りだす公ちゃん。｢この前冷徹斎さんに『今日も占いでたくさん人を幸せにしたな公ちゃん。きっと将来、君は人の上に立つ立派なハムスターになるぞ』と言われてその気になった｣(電ボ訳)とのこと。
｢みなしゃん、会長という仕事をなめてやしましぇんか？｣オーラを身に纏い立ち上がったのはトメ。｢会長に必要なのは年の功でしゅ。この中で一番年上のメンバーがなるべきなんでしゅ｣
そんな決まり聞いたことない、と抗議するメンバーを一喝、｢若造のあんたらに会長はまだまだ早いでしゅ。酸いも甘いも知り尽くした1112歳こそ会長にもっともふさわしいでしゅ。｣
それなら私も、と立ち上がったカメには｢あんたしゃんはまだ1111歳のひよっこじゃないでしゅか～！｣と一喝のトメ。しかし、他メンバーは諦めきれない模様。
｢オ～ホッホッホッホッホ。｣小屋に響く高笑い、声の主は現会長、おじゃる丸。｢よいのよいの～会長の座を巡って争うソチらの姿。自分だけ特別と思わせて皆を一堂におびき寄せ、会長になりたいという本音を引き出すマロの作戦にまんまと引っ掛かったの～｣
おじゃる丸の手の平で踊らされていた事に気付く一同。｢おじゃおじゃ、苦しゅうない。ソチらの中でこのマロに一番尽くした者に次の会長の座を譲ってやってもよいでおじゃる。ホホホ、会長になりたければまずはとびっきり美味しいプリンを山盛りマロのもとへ持ってくるでおじゃる。ほれほれ、早う早う～｣
そのあまりの表情に｢ドン引きするほど醜い顔にございます… ｣と電ボ。｢欲望丸出しの顔とはまさにああいう顔のことを言うんでしゅな…｣とトメ。｢トメしゃん、あんたもさっきちょっぴりああなっていましたでしゅよ｣と指摘するカメ。
｢あんな風に醜くはなりたくありませ～ん。会長になるのはやめま～す｣とカタピー。他のメンバーも同意、小屋から出ていく一同。
一人残されたおじゃる丸。｢おじゃ、そんなにかの？｣と手鏡で自分の顔を確認、｢ほんとじゃ～！｣というお話。
※地震速報が入ってしまったので、また再放送時に画像をあげ直す予定
📝おじゃる丸は愛ちゃんのプリンが好物なので、たぶんいくら持ってきても会長の座は譲らなかったかと。ところで、貧ちゃんもちっちゃいものクラブのメンバーですが今回は登場せず。最初の場面で手紙を読んでなかったのでおじゃる丸が敢えて渡さなかったのか、届いてたけど読まなかったのか。というかあの手紙はどうやって届けたのか謎である。
📝追記：2020年3月13日(金)再放送時のEDイラスト追加&本放送時に地震速報が入った部分の画像差し替え
📷️以下画像
