〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽22ー26:小町パパのしれん【初回2019年5月30日(木)】

▽脚本:坂井史世
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:佐藤真人
▽作画監督・原画:今野淑子

・おれは小町パパ。小町ヘアサロンの店主(てんしゅ)、そう、髪(かみ)切りのプロだ。おれに作れないヘアスタイルはない。しかしこの町の人たちは「いつもとおんなじ」が大すきだ。ああ、思いっきりハサミをふるわせてくれる粋(いき)なお客(きゃく)はいないのか?「カッコよく切ってくださいっ」。決意(けつい)にあふれるこの声は!?ついにその時が来たか!って、え?お客さん虫ですよね、電ボさん。髪の毛ありましたっけ?(公式HPより


📝小町パパ回。小町パパが美容師を目指すきっかけが明かされたのは今回が初めて、かも。
髪切りの腕前に自信はありつつ、少し弱い部分も見せた小町パパ、ここに小町ママの美貌が加わり生まれたのがあの己の美貌に絶対的な自信を持つ小町ちゃんという娘かと思うとなんだか納得。
こないだの写真回で少し出た小町パパ、そもそも出番や台詞自体が少ないキャラなのでこんなにテンション高かったのかとなんだか新鮮な驚きもあったり。

📝追記:2019年9月19日(木)再放送時のエンディングイラスト追加








・オレに作れない髪型はない、オレは髪切りのプロ、と心の中で自負している小町ヘアサロンの店主、小町パパ。来店しているカズマ、冷徹斎さん、川上さんの注文は「いつもとおんなじで」。注文通り完成、「髪の毛を切ってもらったのに髪型が全く変わってない!」と喜ぶカズマ。冷徹斎さんと川上さんも絶賛の腕前。
三人を見送る小町パパ。しかし、「はぁ…もっと切りたいなぁ…」と深いため息









・この町に住む人達は「いつもとおんなじ」が大好き、うすいさんも悩んだ挙げ句、結局はいつもとおんなじになりそうな雰囲気。
一方、順番待ちの子鬼トリオ、キスケがなにやら面白い漫画を発見。タイトルは「角刈り探偵テツさん」。










・実は小町パパが美容師になったきっかけはその「角刈り探偵テツさん」の影響。どんな難事件も角刈りのような鋭い勘で解決するその姿、そんなテツさんみたいなかっこいい角刈りにみんなをしてあげたい…というのが夢らしい。







・いつもとおんなじに決めたうすいさん。「(一度くらい誰かの髪の毛をばっさり切りたいなぁ…)」と心の中で呟く小町パパ。
とその時。「テツさま風に切ってください」との声が。声の正体は電ボ。なんでも、電ボの愛するナメクジのナメ代様がテツさんにハマってるらしく、「テツさまみたいにかっこよくなったら付き合ってあげてもいいナメェ~」と言われたそうで、まずは髪型から、と小町ヘアサロンを訪れたとのこと。








・「お客さん…虫ですよね?」と話す小町パパに「虫の髪の毛は切れないとでも言うのでございますか?」と返す電ボだったが、小町パパの内心は「(髪の毛…ありませんよね)」
二本の伸びたものは触角、それ以外何も見当たらない電ボの頭。髪の毛ないですよね、などと聞けるはずもなく、仕方なく断ろうとする小町パパだったが「プロなら出来ますよね?恋の行方はプロのあなた様の腕に掛かっているのでございます!」と言われ、たじろぐ小町パパ










一方、順番待ちの子鬼トリオは漫画・角刈り探偵テツさんのかっこよさに夢中。「犯人はカクッとガリっとお見通しだ!」との決め台詞に「かっこいいよねぇ。さすがプロの探偵だよねぇ」とアカネ。
それを耳にした小町パパ。「(そうだ、オレは髪切りのプロだ。髪を切って欲しいお客がいれば切ってあげるのがプロだろう?お客様の期待を裏切ってどうする…)」










・電ボの注文を受ける事にした小町パパ。「(きっとこれは髪切りの神様がオレに与えてくれた試練だ。『いつもとおんなじオレ』から『いつもとおんなじじゃないオレ』へと変わる…)」と意気込んでは見たものの、やはり無いものは無く、落ち込む小町パパ










・一方、いまだ順番待ちの子鬼トリオ。「目に見えるものだけを信じるな。心の目で見ろ。そうすれば真実が見えてくる」とのテツさんの台詞を読み上げるアオベエ。その台詞を聞いて「(そうだ、心の目だ…)」と電ボの頭を凝視しだした小町パパ。「(おお!見えてきた!見える!)」














・「この世に見えない髪の毛などない!」 突然叫び出した小町パパに「ちょっと意味がわからないこと言ってるよ!」と驚く子鬼トリオ。
小町パパ、意を決して作業完了。「いい角刈りだろう!」と自信満々の小町パパの勢いに押され、「そう言われれば…はい!見えました!確かにオイラ、テツさんの角刈りだぜ!」と電ボ。「なっ!」な小町パパ。
「なっ!じゃのうて…」そんな二人を困惑の表情で見つめるおじゃる丸。というお話。