〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽22ー2:月と電ボと太陽と【初回2019年4月4日(木)】


▽脚本:山田由香
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:牛草健
▽作画監督・原画:今野淑子


恋(こい)多(おお)き電書(でんしょ)ボタルの電ボが恋したのは、なんと太陽(たいよう)。オレンジ色の空にうかぶ夕日の、あたたかくおだやかな光につつまれ、夢中(むちゅう)になってしまったのだ。夕日は静(しず)かに「朝になればまた会える」と言いのこしてしずんで行った…。早く夜が明けないかともだえる電ボ。そして待(ま)ちわびた朝、「おっはよー!」と、にぎやかにあらわれたのは…夕日ではなく、もちろん朝日!(公式HPより


📝電ボ、恋の劇場、22シーズンも開始。ゲスト声優に作倉綾音さん、真木ちはるさん。夕日・朝日・月・雨と電ボ怒涛の浮気癖炸裂の7分30秒。電ボ恋の劇場は切ないものも多々ありますが、今回はおもいっきりギャグ寄りの流れに。最近は切ない方が多めだったのでちょっと新鮮。
ひとつ気になったのが、お月様は電ボと太陽が付き合ってるのを知った上で付き合ってたのか、という点。太陽様が誰から聞いたのかわかりませんが、お月様の事を「お月ちゃん」と呼んでる事から仲はいいはず。もしかして太陽様がそう思ってるだけでお月様は略奪する気だったのでは…((((;゜Д゜)))

📝追記:2019年7月25日(木)再放送時のエンディングイラスト追加



・ベランダでのんびり夕日を浴びる電ボ。とそこに「ありがとうございます」の声。声の主は太陽様。「太陽とは言っても私は夕日。私を見ると寂しくなっちゃうってみんな言うのよ。ふう…」
そんなアンニュイな夕日様にすっかり惚れた電ボ。もっと一緒にいたいけどもうすぐ夜。「朝になれば会えるわ」との言葉を残し沈む夕日様。




・その夜。朝が待ちきれずゴロゴロ落ち着かない電ボ。いつものアレ、と呆れるおじゃる丸とカズマ。





・翌朝。ベランダに駆け出した電ボを待っていたのは「おっはよー!電ボ!」と明るい声。「電ボ、私に会いたかった?会いたかったよね、私も会いたかったよ~!」。
今の私は朝日、朝は元気じゃないとね、と朝日様。戸惑いつつ「これもまたあの方のお姿。明るすぎるあの方も悪くない!」とグラサン装備で盛り上がる電ボ。
「朝日ちゃんにも(おにぎりを)握って持って行ってあげるよ」「でも私のところに持って来たら焼おにぎりになっちゃうよ~!私の表面温度6000度だし~」 そんな二人に呆れるおじゃる丸。






・突然真顔になる朝日様。「今からお昼休みです。しばらくお待ちください。」と事務的な態度に。
仕方なく部屋に戻るとそこにはおじゃる丸とお茶をしている子鬼トリオの姿。「今度は太陽と恋してるんだって?(アカネ」「虫、やるなっピ!(キスケ」 
今はお昼休みで会話はお休み、それを聞いたアオベエ、「働き方にもメリハリが必要でゴンス」とのことで自分達もお昼休み、昼寝の為に引き上げる子鬼トリオ。おじゃる丸もお昼寝。





・夕方。現れた夕日様に「朝とはずいぶん雰囲気が違うのでございますね」と電ボ、「こんな私は…嫌い?」な夕日様に「わたくしはどんなあなた様も好きです」と電ボ。
翌朝、「おっはよ~!電ボ~!」「朝日ちゃんイエ~イ!」な二人。
夕方、「電ボ」「夕日様…」な二人。
翌朝、「ヒャッホ~!」な二人。
夕方、「あなたのいる人生は美しい」「電ボ…」な二人。






・ある夜。「朝日ちゃんも夕日様も同じ太陽様。どちらも好き。でも…少し疲れてしまいました」そうベランダで一人呟く電ボに「無理はしないで」の声。
声の主はお月様。「そんなツラそうな顔しないでください。夜は短いわ。私、あなたの笑顔が見たい」そう語り掛けられ、「どうした事にございましょう。あなた様の光を浴びていたら疲れていた心がす~っと楽になってまいりました」今度はお月様に惚れた電ボ、その様子に「今度は月かの」「わあ~忙しいね」とおじゃる丸&カズマ







・翌朝。「ちょっと電ボ!」怒りの朝日様。「聞いたわよ、お月ちゃんとも付き合ってるんですって?」 しどろもどろの電ボに「電ボさん、私の事は気にしないで」とお月様。「はっきりしてよ電ボ!太陽と月 どっちを選ぶの?」朝日様に詰め寄られた電ボ、「ど…どっちも好きにございます~!」
その言葉にドン引きの朝日様とお月様。「あっそ、さよなら電ボ」「さようなら」同時にフラれ太陽と月は雲の中へ。






・曇り空、ベランダで涙に暮れる電ボ。やがて降りだす雨に「ああ!ああ雨様!わたくしの涙を洗い流してくださっているのですね。なんとお優しい。この電ボ、雨様の事が好きになってしまいました~」そんな電ボに「いい加減にしてたも~!」というお話。