〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
21ー53:カズマの小石日記 [初回2018年11月22日(木)]

▽脚本:今井雅子
▽絵コンテ:小滝礼
▽演出:片貝慎
▽作画監督:小林一幸
▽原画:松丸知宏・津田夏貴・橋森有加

なんでもないただの小石がなにより好(す)きなカズマ。本田先生が出した「自分らしい日記」という宿題(しゅくだい)のために考えたのは、もちろん小石を使(つか)った「小石日記」だ。1日1個(こ)、その日のできごとや気持(も)ちが書いてある石を見つけて、1か月分の日記をつけるのだという。その日のできごとや気持(も)ちが書いてある石?おじゃる丸にはサッパリわからないが、「ぼくにはわかる」とカズマはキッパリ。(公式HPより


📝カズマと小石の話、今シーズン多いなぁと思いましたが今回は本田先生のお話。夕方遅くまで生徒の為に小石探しに付き合い、あの時点で半分しか見付かって無かったですがちゃんと宿題やったことも疑わず評価し、最後は子供と小石の可能性も認める本田先生がかっこ良かったです。
本田先生は基本走ってる熱血キャラとして描かれる事が多いキャラだけに、久々に教師としての顔も見れて良かったです。スーツ姿とか何年ぶりだろか…


※追記:2019年3月14日(木)の再放送時のエンディングイラスト追加





・なにやら工作中のカズマ。聞けば学校の宿題の日記帳。「自分らしい日記がいい」との本田先生の言葉を受け、カズマは小石で日記を付ける事にしたらしい。
「その日の出来事や気持ちが書いてある小石を見付けて日付のところに入れるんだ」とカズマ、小石にそんなことが?なおじゃる丸に対し校庭で拾ったという今日の小石を紹介。
「今日は体育の時間にサッカーの試合をやってなんと石清水君がシュートを決めて僕らのチームが勝ったからこの小石」とのこと、どこに書いてある?なおじゃる丸に「どこにって全部に書いてあるじゃない。全体的にサッカーって感じだし試合に勝って嬉しかった気分も出てるし、この小石くんを触っていると目に浮かぶんだよね…」とうっとり。マロにはさっぱり、なおじゃる丸&電ボ




・公園(月光西公園?)で小石探しのカズマ、遊んでほしいおじゃる丸。カズマが探しているのは「朝パパの靴下が片方見付からなくて仕方なく左右違う似てる靴下を履いて会社に行ったんだけど、その靴下が僕のランドセルから見付かって小町ちゃんに大笑いされたって書いてある小石」。そんな小石マロに見つけられるわけない、とおじゃる丸。「ああそうだよね」と冷めた返事のカズマにおじゃぶ~





・相手してもらえずご機嫌ななめなおじゃる丸。ひとつきの辛抱、と電ボ。小石にその日の出来事など書いてあるのか疑問のおじゃる丸、昨日の小石と今日の小石に違いはあるのか、プリン好きの自分でもプリンは同じに見える、とのこと。
「小石の順番を入れ換えたらどうなるかの」良からぬ事を思い付いたおじゃる丸、電ボの忠告も無視し石をバラバラに。そこに帰ってきたカズマ、こっそり部屋を抜け出そうとするおじゃる丸に「おじゃる、さわったでしょ?小石くん達の順番がバラバラになってる」と並べ替え開始




・1ヶ月が過ぎ宿題提出の朝、重そうに石を運ぶカズマ。金ちゃんは毎日食べたペロペロキャンディーの棒を記録
。最高は20本との事。「僕の日記もカズマ君の日記も本田先生きっと誉めてくれます」と金ちゃん。
そこに本田先生到着、挨拶する金ちゃんの後ろでなにかに躓いたのかバラバラになってしまうカズマの小石くん達





・夕方。小石くん達を探すカズマ、小町ちゃん、金ちゃん、そして本田先生。本田先生が石を拾うも「違います。この小石にはスーパーはしもとやのプリンが美味しいと書いてありますが、僕が探しているのはスーパーはしもとやの大売り出しでお買い得の卵がお一人様1パックだったからママのお手伝いで僕も一緒に買い物に行った日の日記が書いてある小石です」との事。
「その日は卵を買ったあとに福引きで3等賞の竹輪の詰め合わせが当たってパパが大喜びしたんです」とも。竹輪っぽい小石を見付ける本田先生だったがそれには何も書いてないとのこと事。






・その時、目的の小石を見付けたカズマ。「先生にはさっぱりわからないが、カズマにはそう読めるのだな?」と本田先生。「カズマが宿題をちゃんとやったのはわかった。先生よ~くわかったぞ。今日はもう日が暮れたから家に帰ろう」と言うもカズマは「ダメです。小石くん達を全員戻してあげないと」
まだ半分あると本田先生は言うが、「次はおじゃると一緒にトミーおじいちゃんちに遊びにいった時、クッキーを焼く新しいからくりがいろんな味のクッキーを焼いてくれて、中にすごく辛いのが混じっていておじゃるがそれを食べて顔が真っ赤になっちゃった日の日記が書いてある小石か…」と小石探し再開のカズマ




・そんなカズマの姿を見守りつつ「そんな事が小石に書いてあるのか…わからん。オレにはさっぱりわからん。だが、わかった事が一つだけある。子供と小石の可能性は無限だ。」というお話。