〈Eテレ〉
📺おじゃる丸
▽21ー44:子鬼の三点セット [初回2018年11月1日(木)]

▽脚本:神山修一
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:片貝慎
▽作画監督・原画:市野瀬亜由美

子鬼(こおに)トリオは、おじゃる丸がいつもまったりくつろぐのに使(つか)っている「三点セット」に変装(へんそう)する作戦(さくせん)に出た。びょうぶにタタミ、体をもたせかける脇息(きょうそく)の3つだ。すぐそばで隙(すき)をうかがい、すばやくシャクを取(と)り返(かえ)せるにちがいない!子鬼たちは、おじゃる丸が毎日使っている身近(みぢか)な品々(しなじな)に、あやしまれずになりきることができるか?(公式HPより


📝ちがうじゃろー、は、つい先月のお話。今回は子鬼トリオが発するハメに。19シリーズではイスになる話もありましたけど、あれとはまた違ったなりきりお近付き作戦とその結末。
21シーズンの2話ではシャクに、そして今回は三点セットを選んだ子鬼トリオ。だいぶ前にプリンの着ぐるみを着ていた事もあるので、これでおじゃる丸の周りにある品々で利用してないのは烏帽子のみ。かも。

※追記:2019年2月21日(木)の再放送時のエンディングイラスト追加



・夜中、いい作戦を思い付いたと飛び起きたアオベエ。その翌日。「まったりの~ マロに欠かせぬ三点セット~ 屏風・脇息(きょうそく)・畳でおじゃる~」とご機嫌のおじゃる丸。
「風避けの屏風、肘を乗せてくつろぐ脇息、井草の香りも清清しい畳。まことに三点セットはおじゃる様と切っても切り離せない家具調度にございます」と電ボ。おじゃる丸も他には代えられぬ居心地の良さ、とまったり中



・本日の子鬼トリオの変装は三点セット。アカネは屏風、キスケは脇息、アオベエは畳をそれぞれ担当。本物と見分け付かないとキスケ、自信満々の子鬼トリオ。
今回の変装は一味違う、とアオベエ。「今までワシらは変装する事に気を取られて目立ち過ぎたでゴンス。だから今度はそこにあっても自然なもの、誰も気付かないものに化けたでゴンス」とのこと。



・うらうら日和で眠くなってきた様子のおじゃる丸。三点セットに入れ替わればまったりくつろいで必ず油断する、そこを狙うのが今回の作戦。問題は入れ替わるタイミング。いつも一緒、使わない時は烏帽子の中の三点セット、チャンスは一瞬とアオベエ。



・「まったりと~ 三点セットでくつろげば~ 雅な歌が湧き出るでおじゃる~」 と歌を詠むおじゃる丸、脇が開いた一瞬の隙を見逃さなかったキスケ、脇息と入れ替わり成功。アカネもおじゃる丸が居眠り電ボに気を取られている隙に突入。電ボに動いたようだと怪しまれるも、屏風が動くわけない、とおじゃる丸。なんとか入れ替わり成功。



・残すはアオベエ。きっかけが欲しい、との事でアカネが屏風で風を起こし、飛んだ烏帽子を掴もうとおじゃる丸がジャンプした一瞬の隙に入れ替わり成功。三点セット完成、あとはまったりくつろぐのを待つだけ。
バレないよう緊張のあまり、息遣いが荒くなる子鬼トリオ。何やらぜえ~はあ~うるさい、とおじゃる丸。息を止め、絶体絶命に陥るも強風に助けられた子鬼トリオ。



・脇息のキスケ、どうにもくすぐったいらしくモゾモゾ。「いつもは心地よくマロのかわゆき肘を受け止める脇息が、何やらモゾモゾしてヒヨコの背中の様なのじゃ」 「(キー君ヒヨコじゃないっピ)」なキスケ、必死に耐え抜く事に成功。
屏風が雅じゃない、と言われれば「(アタイが雅じゃないだなんて失礼しちゃうよ)」と雅な顔をするアカネ、畳がトゲトゲと言われれば顔を平らにするアオベエ。居心地が良くなったとおじゃる丸、意外と敏感だね、とアカネ。



・何やら誰かにじ~っと見られているような気がするとおじゃる丸。気付かれたかも知れない、「(こうなったら心の底から三点セットになりきるでゴンス)」とアオベエ。

「ワシは畳、おじゃる丸をしっかり支えるでゴンス」

「アタイは屏風。雅な絵でおじゃる丸を和ませ風を遮ってあげるよ」

「オラは脇息。おじゃる丸の肘をしっかりと、それでいて優しく支えるっピ」



・すっかり三点セットになりきった子鬼トリオ、おじゃる丸もなんだか眠くなってきた模様。

「だんだん畳の気持ちが、わかってきたでゴンス…」

「屏風の気持ちが、わかってきたよ…」

「脇息の気持ちが、わかってきたっピ…」



「違うだろ~!」 「何がじゃ~?」というお話。