「BARKS + plus」2007年春号発売
続きです!チャンミン編
(一部抜粋しています。前後の繋がりが少々おかしいかもしれません💦)
「一昨日パソコンのメールで高校生時代の友達と久しぶりに話したんです。そこでいろんなことを思い出したんです。僕は、中学生の頃にスカウトされて練習生になったんですが、デビューが決まってレッスンに通うために転校したこともあって、高校生時代の友達が本当に少ないんです。その上、その頃、僕は友達と全く話せなくなってしまったんです。」
ー 練習生になったのと、友達と話せなくなってしまったというところには つながりがあるの?
「はい。むしろ、そこが大きな理由でした。きっと、僕が逆の立場だったら、同じことをしていたと思うんですけど、練習生になるということは、デビューが約束されているわけではなくても、やっぱりみんなが憧れる世界の入り口なので、いろんなことを聞かれたりするんです。」
ー あぁ、なるほど、興味本位でね。
「はい。だから、練習生になったことも、デビューが決まったときも誰にも言わなかったんです。自分が親友だと思っている友達にも…。その子は何でも僕に話してくれていたのに、僕はその子にも内緒にしていたんです。怖かったから…」
ー ”シム・チャンミン“としてじゃなく、“芸能人としてのチャンミン”として見られそうで?
「そうです。実際、デビューしてから近寄って来た友達も多くて…。寂しかった。本当にシム・チャンミンとして愛してくれる人がいないように思えて…。デビューしたらしたで、普通に外を歩けなくなってしまって、唯一信用できる友達とも遊べなくなってしまって。正直、普通の学校生活をしている友達がとても羨ましかった時期もあったんです。僕は最初、歌やダンスが本当に好きで、この世界に入ることを目指していた他のメンバーとは違って、検事になりたくて勉強ばかりしていた人だったので、何度も”普通に学生をしていたら…“と思うことがありました。こんな事を言うと、一生懸命に歌を目指している人に失礼だと思うんですけど、最初、自分が歌の道を選んだことに、すごく迷いを感じた時期もあったんです。でも、メンバーの存在やファンのみなさんの存在が僕の気持ちを変えてくれたんです。歌を歌える喜びと、伝わったときの感動と、“シム・チャンミン”として愛してもらっているという暖かさを、本当に徐々に感じられるようになっていったんです。そう思えるようになってからは、僕の中で、歌は何よりも大切なものになったんです。」
「昔は悲しい涙しか持っていませんでしたけど、今は悔しい涙しかなくなりました。その分、たくさん笑えるようになったんです。それも全部、東方神起のおかげです。昔、僕はとても感情的な考えを持った人でしたけど、5人で東方神起として行動するようになって、客観的に物事を考えられるようになってきたんです。昔は本当に自分の中だけに閉じこもって、どこにも吐き出せない想いを自分の心にぶつけて、拳を床に叩き付けていた時期もあったけど、それじゃ解決にならないってことを教えてもらったんです。悩みがなくなったわけじゃないけど、悩みを超えられる強さを持つことができたから。だから、人に対しても心が開けるようになったし、優しくできるようになった気がします。僕が思う本当の優しさは、何も言わなくても通じ合える心だと思うんです。昔、僕がデビュー前に味わった寂しさにもつながるところだと思うんですけど、あの時、僕をそっと見守ってくれていた友達とは、今も本当に心が通じ合えているんです。そんな風に思えるようになったのも、やっぱり東方神起のメンバーとの出会いなんです。他のメンバーは僕が落ち込んでいる時も、肩を叩くぐらいで、そっとしておいてくれるんです。そこに、本当の優しさを感じるんです。一番気持ちが楽でいられる場所なんです。」 ー なるほどね。素敵な関係だね。この世界に入ることで、いろんな複雑な心情を乗り越えてきたチャンミンから、みんなにメッセージを送るとしたら?
「きっとみんな、いろんなことにつまづきながら、いろんなことに悩んで生きていると思うんですけど、その悩みを無理に解決しようとしなくてもいいと思うんです。若いうちは、たくさん悩んだ方がいいと思うんです。苦しいけど、その悩みがいつか成長というかたちになって自分に返ってくると思うんです。生きていたら、ずっと違う悩みは生まれてくる。それは避けられないことだと思うから。」
「きっとみんな、いろんなことにつまづきながら、いろんなことに悩んで生きていると思うんですけど、その悩みを無理に解決しようとしなくてもいいと思うんです。若いうちは、たくさん悩んだ方がいいと思うんです。苦しいけど、その悩みがいつか成長というかたちになって自分に返ってくると思うんです。生きていたら、ずっと違う悩みは生まれてくる。それは避けられないことだと思うから。」
ユノ「東方神起を組んで、以前より歌に対する気持ちが強くなりました。そこがひとつのターニングポイントだと思います。心が温かくなる歌を伝えたいという気持ちが大きくなっていったんです。東方神起は5人とも違う声のトーンを持っていて、それぞれから習うことも多いので、いろいろ学んで、より素晴らしいハーモニーを生み出そうという気持ちが日々強まっています。それは僕だけじゃなく、他の4人もそれぞれが持っていると思います。」
チャンミン「5人として去年の1stライブツアーができたことが大きなターニングポイントだったと思います。ライブへの意欲が高まったと思います。そして、個人的には去年の「”O“--正.反.合」の(リリースの)少し前ぐらいにあったライブがターニングポイントでした。その時、ステージに立って今まで感じたことのないような幸せを感じました。心からの喜びをかみしめながら歌うということを知って、自分にとってひとつの転換点になったと思っています。きっとこの先も、いくつかのターニングポイントを経験することで、一歩ずつ成長していけると思ってます。」
「ファンからの質問」
Q. 故郷の韓国になかなか帰れない時もあると思いますが、東方神起の皆さんが疲れたときや、故郷の韓国が恋しくなった時、食べたい故郷のおふくろの味は何ですか?
「ブテチゲという鍋の味が懐かしい味です。麺もハムも入るし、ホントに美味しいんです。みなさんにもオススメです!」
「母親が作ってくれたものなんですけど、卵をフライパンて焼いて、その上にマヨネーズをちょっとだけ混ぜたツナを乗せるんです。これはとても美味しいので、僕も自分で作ってみたことがあるんですけど、マヨネーズを入れ忘れてしまって、美味しくなかったです…(笑)」
Q. 皆さんは日本から納豆を韓国に持って帰っているそうですが、納豆以外に日本から韓国に持って帰っている食べ物はありますか?
「食べ物はあまりないですけど、半身浴のための入浴剤はたくさん買っていきます。日本だけの入浴剤があるので。 …あっ、ありました!食べ物で買っていく物ひとつありました。うまい棒(笑)!」
「納豆以外の食べ物は特にないです。納豆オンリーです(笑)」
Q. 東方神起の皆さんは日本語が上手ですが、第二外国語を勉強する上でコツは何かありますか?
「数多く話していれば、自然に上手くなると思います。僕は最初はホントに下手だったので、話す自信がありませんでした。でも、勇気を出してなるべく話すようにすると、少しずつしゃべれるようになりました。まだまだわからない言葉もたくさんあるんですが、話の一部分がわからなくても全体の雰囲気で内容を理解することができるようになったと思います。」
「一番いい方法は、その国の文化を知ることです。その国の文化が少しでもわかったら、言葉を勉強していく上で、いろんなことが理解しやすくなるんじゃないかと思います。」
Q. もし動物に生まれ変われるとしたら、何になりたいですか?
「クマかタイガー! クマは強いですど、柔らかいイメージもあるのでいいですよね。プーさんみたいな感じ(笑)。強さと柔らかさを持っているのでいいなぁと思います。タイガーは一人でも生きていけるイメージがあるので、その強さ、自分自身を信じて生きていくような勢いがいいなと思います。」
「イーグルがいいです。この世界を大空から広く見たいという気持ちからです。何かのセリフみたいな感じですけど(笑)、本音です。」
Q. 自分の前世は何だと思いますか?
「実は僕、昔、占いをする人に、あなたは前世でも音楽の仕事が好きな人だったって言われたんです。僕の考えでは、王さまの横に仕える女性じゃないかと思います。なぜかというと、その占い師の人に僕の口のところのあるホクロは美人のホクロだって言われたんです。だから、そうなんじゃないかなぁって、なんとなく思っています。」
「音楽など、文化もブラックカルチャーに興味があるので、黒人だったらいいなって思ったりします。数多くの文化を生み出しているので、僕にとって興味深いです。」
(画像を一部お借りしました)









