とても険しい顔をしている

声をかけてはいけないような
ピリピリした空気が流れ
そんなヒョンを察して、周りのスタッフは、誰も近付かない

始めの頃は、そんなヒョンが恐くて、その場から逃げ出したかった
いつも傍にいてくれるヒョンが
すごく遠い人に感じて
泣きそうだった

でも…
わかってきたんだ
ヒョンは誰かに怒ってるんじゃない
誰に対しても文句を言わないヒョンは、自分を責めているようだ
恐い顔をしているけど、背中は泣いている…

僕は そんな時
少し距離を置いて、ヒョンが落ち着くまで待っている
しばらくすると
「チャンミナ… ごめん… 」
そう言って、貴方は僕を抱き締めてくれるんだ
「チャンミナ…
いつも 傍にいてくれて ありがとうな」
そうして、とても優しい笑顔を見せてくれるんだ

こんな僕だけど…
決して貴方を一人にはしないよ…
貴方をずっと…
すっと 守るよ…
(画像お借りしました)