美しい彼の上映回数が急に減った。

生活のリズム的に合わなくなりそうだ。


副音声付きも始まったし、思いきって行くぞ――!!!


てか勢いで、車を走らせた。



グッズ売場は追いやられ、何だか寂しくなった。


小さなシアターに移動になり、なるべく真ん中の席を確保。



イヤホンをつけて準備をして待つ。


映画が始まるまでも、定期的にひらきよのアナウンスが流れる。


(うふふ。)


映画が始まると、ふたりが喋りだした。


映画から少し離れた内容や、撮影した日。


映画の美しさに浸りながら・・・・。


とはいかなかった。

あの、りくの「あ"――」という悲鳴や、擬音が飛び交う。(笑)


仲良しのふたりが、ずーっと耳元でおしゃべりをしている。

映画の内容なんてまともに入ってこない。(笑)


場面によってはね、なんか照れ隠しに誤魔化したりしちゃって。

最終的には大満足だったのですよ。


ただ、もう一度見たいなぁ。

無理かなぁ。


ビジュアルブックも予約しちゃったし、DVDを買うんだろう。


最後のシーンのゆせの涙は、それはそれは可愛くて美しかった。