久しぶりの更新です。
新型コロナウイルス感染者数の増加、お盆、猛暑と色々と重なり、大変な今日この頃です。
皆さんも体調には十分気を付けて乗り切りましょう!
前回に続き、外板塗装のウェザリングを少しずつ進めています。
今の状態はこんな感じです。
「剥がれ表現」は小さい範囲ごとに施工し、繋げていく感じで作業をしています。
大胆に大きな範囲を作業してしまうと後戻りできないので・・・。
当時の画像を参考にしていますが、最前線になるほど機体は傷んでいるようです。
そのなかには、本当に飛べるのだろうかと思うほど塗装の状態が悪いものもあります。
以前整備兵の方に聞いた話では、終戦間際になると良い状態で飛ばすことのできる機体は殆どなかったそうです。修理部品が極端に不足している状態なので、塗料も届かなかった可能性もありますね。
引き続き、当工廠のコンセプトである最前線での鹵獲前機体を目指します。
参考までに、今回製作の8-13号機(尾崎光康 飛長)を公開しておきます。
この画像は米軍のサイパン占領時に撮影されました。
アスリート飛行場(サイパン)の攻撃によって、機体は大きく損傷しています。
後部に桁があることから、整備中だったと思われます。
8-13号機が写っている画像は、おそらくこの1枚だけでとても貴重だと思います。
現在のウェザリング状況を画像でアップしておきます。
「塗装の剥がれ」と並行して機番などの文字の傷みや国籍マークの退色も表現してみました。
機体右側だけですが、こんな感じで進めています。
剥がれ表現は、さらに周辺の小さな剥がれを追加していけば雰囲気が良くなる気がしています。挑戦してみます。(笑)
ではまた次回。( `ー´)ノ