
最近あった嬉しいこと。
患者さんの家族が
会いに来てくれたこと。
背広を着て、少し痩せた顔で、
そして笑顔で。
患者さんは、大好きな豆腐を一口食べて、
静かに亡くなった。
患者さんのことが大好きだっただんなさんは、
突然の死がとても受け入れられなかった。
でも精一杯、
強いふりをしてた。
心配で、心配で。
手紙を送らせて頂いた。
おとうさんが側にいてくれたことが何より幸せだったんだよ。
おとうさんが『どうか安楽に』と望んだように、
その時を選んだんだよ。
そして
いつも感謝されてたこと。
その手紙が届いた約2週間後。
おとうさんが笑顔で会いにきてくれた。
でもまだ空元気だったかな。
後で一緒に来ていた娘さんが、
『お父さん、自分のせいで死んだ。恨まれてるって落ち込んで、一歩も外に出られなかった。でも、手紙をもらって、これで良かったと思えるようになったみたい。』と。
きっと、時も少しずつ解決してくれてるんだと思う。
おとうさんが
どうか残りの人生を
大切な思い出を抱えて
幸せに過ごせますように。
またお顔を見せに来てくださいね。