雨の音を聞きながら
珍しく、デスクの上で
学生の時みたいに
短い時間だけど
うたた寝をしてしまった。
携帯から静かな音楽をかけていたからかな。
長女が夢の中にでてきた。
まだ中学生くらいの姿で。
(今は、すっかり大人です)
私の膝に座って
私の顔を見て、長女がにこっと
笑った。
それだけの夢・・・
3人姉妹で
6歳下、9歳下の妹たちがいるので
長女は、小学校に入ってから
私の膝にすわったことなんてなかった
それでね
夢の中で、場面が変わって
長女が小学2年の頃が、でてきた。
今度は実際の話で
人口2万人の小さな田舎に住んでいて
その頃仲良しだった親子がでてきた。
長女は、お泊りごっこで
お友達のおうちにお泊りさせてもらった。
お友達のMちゃんと
Mちゃんちのママが
うちの長女を
家まで送ってきてくれた。
「お泊りさせてもらって
ありがとね」
Mちゃん(小学2年)
「おばちゃん! Tちゃん(長女のこと)を
うちの子にちょうだい」
私「えええ~?どうしようか・・・」
そしたらね
今度は 長女が
「Mちゃんのおばちゃん!
Mちゃんをうちの子にしていい?」って聞いた。
Mちゃんのママは、即座に
「だめぇーーー。
Mは、おばちゃんの大切な子だから
あげられないよぉー」
ピシっと、そう言った。
またねー。バイバイって、別れた。
このふたつの夢が
一瞬のうたた寝で、夢にでてきた。
私は
胸が、ぎゅうーっと象にふまれたような
息苦しさと
過去にもどれないんだ・・
という絶望のような思い
・・・ 私は、泣いてた
(また ここにきたか・・・)
もっと、長女をだっこしてあげればよかった。
どうして
うちの子をちょうだいって言われたときに
「大切な子だから、あげられないよ」って
ママ友みたいに言えなかったんだろう。
長女は、私の言葉を聞いていた。
長女のことを
中学2年の冬まで
(親子コミュニケーション学を学ぶまで)
たくさん叱ってしまった。
たくさんゲンコツしてしまった。
たくさん ののしってしまった。
どのくらい長女のことを
苦しめただろう
叱らなくてもいい事まで叱って
怒らなくていいのに
常に怒っていた私。
過去には戻れない。
過去にもどって
やり直しはもうできない。
だからこそ
離れて暮らしている長女に
寄り添いながら
長女の過去の傷を
(私への心の痛み)
懺悔しながら、癒していきたい。
今、お読みいただいているあなたへ。
(お読みくださってうれしいです。)
もしも今
「子育て」をやり直ししようと
思われているのなら
一緒に暮らしている時間こそ
やり直しができるラストチャンスなんです。
だから、逆算してほしいんです。
高校を卒業して
下宿してしまうと
正直、子育てのやり直しが難しくなります。
親子関係が、なめらかな関係じゃないまま
家から離れていってしまうと
お子さんは
聞く耳を持たなくなってしまう。
大学が忙しいから。
ゼミが忙しいから。
バイトが忙しいから。
来ないでほしい。
電話をかけてこないで。
たまに自宅に帰省しても
お互いに
何を話していいのかわからない。
お互いきまずくて
子供が帰省しなくなる。
子供は、いきなり飛び立っていきます。
思春期の子供に
叱ることは2つだけなんです。
・法にふれるようなことをした時
しようとした時
・自身と他者を傷つけた時
傷つけようとした時
=子供が
親のいうことをきかない=
「正論」をふりかざすと
お子さんの心は壊れていきます。
育つのは
実は、反抗心
言われて、悔しい!
そんなの、わかっている💦
お子さんが何を考え、
どう思っているのか、
寄り添ってあげるんです。
そのうえで
お母さんは、こう思っているんだと
伝える。
(私メッセージ)
勝ち負けではなく
白黒ではなく
親サイドと、子供サイドで
良い方法、良い選択があるはず・・・
いきなり否定ではなく
考え方を広げていったら
なにかみつかる・・と思います。
さかなクンのお母さんが
学校の先生が
さかなクンのことを
「魚しか興味をもたないから
おうちでも、他の勉強もするように
お母さんからも言ってください」と
言ったそうです。
さかなクンのお母さんは
「魚がすきだからそれでいいんです」
お母さんは
全肯定で育てたそうです。
あっぱれです。
「すごい」のひとことです。
将来どうなるんだろう?って
不安いっぱいで育てていたら
自己肯定感なんて育たなかったと思う。
不安なんて、本当はいらない
その子が、その子になっていくように
サポートをしてあげればいい。
じゃぁ、どうやって?
そのままを
寄り添ってあげること。
お葬式にも、この帽子をかぶっていた
堂々としていたら、他者は関係ないね
結局は、自分がどうしたいか☆
それだけなんだ
(この帽子は守り神なのかも?)
私にとって、我が家は「港」であり
傷ついた小舟が「港」に戻り
傷を癒して、また出港ー!
そんな子供の港、灯台に
なれたらいいなあと思っています。
(子育てがずっとしんどかった私ですが
コミュニケーション学を学んで
親子関係が穏やかで豊かになりました)
あなたの人生が より豊かになり
かろやかになりますように。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました😊 さとさと
私のブログでは、子育て、親子関係の問題
あなたに何かお役にたてれることをお伝えしています。