先月の半ばに流産した彼女は、
ずっと以前から、
アルコールの問題と摂食障害を抱えているが、
無自覚で、治療の必要を感じていない。
私は、
自己探求の道のりで見出した、
『嗜癖』という概念について考察と実験を試みながら、
彼女に話すときを待っている。
温もりの場であるはずの家族の中で
厳しい寂しさに直面した人々が、
アルコール、ドラッグ、食物、ギャンブル、買い物、
宗教、セックス、仕事などの嗜癖に溺れ、
その底を味わいつくした末、
そこから離れ、本当の自分の人生を取り戻していく・・・
素面の自己に立ち返ることは、
心の空洞を吹き抜ける冷たい風の痛みに
正面から対峙していくことに他ならない。
この痛みの本質を知り、その癒しを模索することは、
私のライフワークなのだと想う。
久しぶりに、斉藤学氏の本を手に取った。
『魂の家族を求めて―私のセルフヘルプ・グループ論』
連休に、読み返してみよう、と思う。
![]()
![]()