青い水盤に水を満たして![]()
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雨の春分の日になりました。
季節外れの寒波のせいで、寒いですね。
こんな日には、
宮沢賢治の『生徒諸君に寄せる』を―
冒頭と最後の部分を紹介しますね。
諸君はこの颯爽たる
諸君の未来圏から吹いてくる
透明な清潔な風を感じないのか
それは一つの送られた光線であり
決せられた南の風である
諸君はその時代に強ひられ率ゐられて
奴隷のやうに忍従することを欲するか
むしろ諸君よ更にあらたなあらたな正しい時代をつくれ
(中略)
新たな詩人よ
雲から光から嵐から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球にとるべき形を暗示せよ
明治、大正、昭和初期を生きた賢治の心には、
もうすでに21世紀の風が吹いていたのですね。
先月身ごもった彼女の、小さないのちは、
流れ星になって宇宙に還った。
いま、
私は彼女の心に深く寄り添いながら、
自分の体の記憶と向き合っている。
弱さと未熟と不足を抱えた、
ありのままの自分、その限界をしっかり見て深くうなだれる―。
うなだれた上で自らを越えた大いなる存在に対し、
「どうかこの問題を越えることが出来る力と智慧を与えて下さい。
どんな方法や段取りで越えてゆくことが出来るのか。
その最善の道をお示し下さい」と祈る。
念じて精進し続ける。
―そのとき、
ある瞬間にある出会い、
あるインスピレーションが訪れる―。
若かったあの頃には、抱けなかったこの信があり、
それを通して、自身を癒す、彼女に寄り添う。
いつもつねに―メーテル![]()
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