琵琶湖の北、奥琵琶湖は、

観音信仰が深く根付いている地域。

水と緑の里で、

多くの観音像が、

古くは平安のころから、

戦国の世を潜り抜けて今もなお、

人々の手によって、守り、信仰され続けてきた。


その十一面観立像も、

山あいの集落のなかで、

村人の暮らしに寄り添い、

守り守られてきた秘仏であった。


眠っているような細い目や

うすく結んだ唇、

やわらかな御顔つき―


その仏の御前で、

「この人生でよい。」と私は思えた。


人生に対して

素朴なやさしい気持ちを抱けたことは

幸せなことだと思う。


観音の里の祈りとくらしⅡ―琵琶湖・長浜のホトケたち

東京藝術大学大学美術館展示室3、4を後にして、

平櫛田中コレクションに誘われる。

そこで、

燈火万葉と題された、

良寛和尚像に会う。


それにしても、今日は暑かった。

精をつけようと、

入谷鬼母神門前ののだやに入る。

満足。



またね







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