・・・わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、


おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、


どんなにねがうかわかりません。―宮澤賢治 「注文の多い料理店」序より―




パートナーは昨日から、暑い国へ出張中―


洗濯物はないし、部屋も、片付いている・・・



はて?今日は何をしようか・・・




ひらめき電球思いついた('-^*)



惣菜を大目に作って、母に送ろう。



料理は自分のためだけに作るより、


誰かを想いながら作るほうが、ずっと美味しい。



母の腰痛は、針治療に通うようになって


「ずいぶん楽になってきたよ。心配かけたね。」と、


昨日知らせてくれた。


声が元気になってきたので一安心だけど、回復途上の無理は禁物。



がんもどきの含め煮、ひじきの炊いたの、


鰹のアラと叩き牛蒡、こんにゃく、エリンギの炊き合わせ


おから、茄子の鳥そぼろ煮



昼下がりから取り掛かって、


時間を気にしなくても済むから、丁寧にゆっくり作った。


普段から、私は出汁をしっかりとって薄味を心掛けているけれど、


今日の料理には より神経を使った。




私たち母娘は、大きな葛藤を抱えていて


互いに気持ちを理解できず、傷つけあった過去がある。


だけど、心はほどけていった―


相手を許すことは、何よりも私自身を自由にした。


人は変わっていける、と信じられるようになった。




いつか、すべてがあたたかな思い出になるときが来るのだろうな・・・



そんなことを想いながら台所仕事をした。





また、明日ね新月満月