天変地異と人災に見舞われ、国土が傷つき、放射能で汚染され


日本人が巨きな喪失感に襲われて明日で一年になる。



時間の経過と共に、明かされる政府や東電の対応の詳細や


知と科学技術に対する、安易な過信を持った学者達がしてきたこと、


原発マネーに骨抜きにされた、地方行政の実態を知るにつれ


中身からっぽの日本人像が浮かびあがってくる。



  目に見えるものしか信じない


  今さえよければそれでよい


  自分さえよければそれでいい



「権力」「体制」「拝金主義」が個人をたやすく呑み込んでいく。




その事実を本当に認識する人が 


この国にひとりでも多く、立ち現われてくれたらいい・・・と思う。


その時はじめて


その一人一人は現代という虚無に曝された時代に生きる自分の


本当の意味を問われるのだろうから・・・




この震災を機に、


日本への深い愛をこめて 日本国籍を取得した日本文学研究者の鬼怒鳴門さん、


8日の記者会見で 震災後の日本について、


「率直に言って、がっかりしている」と語ったと新聞で読んだ。


文学研究を通して日本人の気質、大和魂を敬愛するが故の


彼の憤り、実感と受け取り、私は共感した。




残酷な現実に、命を奪われた無辜なる御霊、


無念と喪失のafter3.11をサバイブしていらっしゃる被災された方々の心に


希望の光が届きますように―


愛が行われますように―




新月満月