スーパースターというのものは、低迷していても必ず復活してくる選手を言うのだと思います。ここ数試合、打撃低迷が続いていますが、大谷翔平は必ず再び大活躍するのだろうと信じています。なぜなら、彼がこのような状況を何度も乗り越えてきたからです。小心者の自分は、少々打てなくなると彼のホームランは今期は見られないのではないかとすら思ってしまいます。WWWWW

 

 さて、3年目を迎えたWEリーグが昨日全日程を終了しました。三菱重工浦和レッズレディースが昨年に続き優勝、見事に連覇を果たしました。途中まで頑張っていたINAC神戸レオネッサは、首位を守り切れず優勝を奪還できませんでした。

 

 3強の一角には、やはり日テレ・東京ヴェルディベレーザが食い込んできました。最終節では、浦和Lと引き分けましたが、最後まで勝利の予感を漂わせていました。残念なのは、アルビレックス新潟レディースが4位だったことです。久しぶりに、3強の顔ぶれが変わるかもと思ったのですが残念です。それでも、勝点40台の4位はあっぱれだと思いました。

 

 5位には、サンフレッチェ広島レジーナが入りました。前半は低迷していましたが、最後は追い上げましたね。このチームの最大の驚きは、最終戦のホームゲームに6,305人の観客を集めたことです。この数字は、全チームの中で今シーズンのベスト集客でした。どこにそれだけの魅力があったのか、広島の来シーズンが楽しみになって来ました。

 

 

 

 

 集客と言えば、セレッソ大阪ヤンマーレディースも頑張りましたね。正直、期待外れの9位でしたが、初参戦としては来シーズンに期待できる結果でしょう。集客面では、浦和を抜いて2位と大健闘しました。これで成績がついてくれば、さらなる観客動員に期待できると思います。

 

 

 

 WEリーグの集客面では、平均1,723人、前年比+322人ということですが、懸念された3シーズン目を無事に乗り切り、来シーズンに繋げることが出来たことは嬉しいことです。ただ、懸念材料がありますね。

 

 昨シーズンより集客がマイナスになったチームが6チーム、1,000人を超えられなかったチームが3チームありました。この数字では、プロとして存続できないのではないかと心配です。現在12チームで構成しているリーグですが、ボロボロと脱落するチームが出てくると、一気にリーグの存続が危うくなります。何らかの対策が必要でしょうね。

 

 ちふれASエルフェン埼玉は、ようやく最下位を脱出、8位と大健闘しましたが、集客面では10位、昨季より一試合平均243人減らしています。現地に行ってみると、クラブとして集客増に向けて頑張っているのが良く分かるのですが、何で盛り上がらないのか分かりません。吉田莉胡というスターもいるのですが、スター不足でしょうか。

 

 集客面でだけで言えば、WEリーグで、なでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎、2部FCふじざくら山梨を上回っているのは集客上位7チームだけです。クラブが集客にかけている一人当たりの経費を考えれば、ヴィアマテラス宮崎等は、あるいはサンフレッチェ広島レジーナを上回っているかもしれません。WEリーグが、今後も存続していくならば、相変わらず集客は大きな課題ですね。