28日、国立競技場で行われたパリ五輪出場をかけたアジア最終予選、観客数は20,777人でした。まあ、よく入りましたね。ゴール裏が、北朝鮮側はチケットが完売でしたが、ホーム側は2044枚をさらに上積みできたのでしょうか。いずれにしても、この観客の後押しもあり、選手たちは臆すことなくプレーできたと思います。また、池田監督も初戦を踏まえスタメン、フォーメーションを修正して、それが見事に功を奏したと思います。

 

 この大事な試合に、経験値の浅い上野真実、北川ひかるをスタメン起用しました。結局この2試合、林穂之香、杉田妃和、石川璃音は出場機会がありませんでした。また、若い古賀塔子、谷川萌々子も2戦目では使いませんでした。選手起用も、結果論ですが良かったと思います。

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 もう一つのアジア代表も決まりましたね。オーストラリア対ウズベキスタン戦は、10-0(2戦合計13-0)でオーストラリアが勝ち、パリ五輪出場を決めています。まあ、最終予選の組合せ決定までのいきさつに色々な声がありましたが、やっぱりオーストラリアでなくてよかったと思いました。

 

 そして、欧州でも五輪出場がかかった第1回UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)の決勝戦、3位決定戦が行われました。決勝戦は、五輪開催国のフランス女子代表対スペイン女子代表でした。結果は、0-2でスペインが優勝しました。スペインは、相変わらず強いですね。ワールドカップのごたごたがあり、代表活動がどうなってしまうのかという危機的状況を克服し、五輪とW杯の2大会優勝に向けて好調のようです。

 

 

 

 3位決定戦では、ドイツ女子代表がオランダ女子代表を2-0で下して、2大会ぶりの五輪出場を勝ち取りました。古豪復活となるか。

 

 

 

 

 五輪のメダルへの道は、組み合わせ次第のところもありますが、最低でもベスト4まで勝ち上がらなければなりません。海外勢も多くなり、合わせる時間が少ない中で、どこまでチーム力を上げられるか悩ましいところですね。