明日行われるパリ五輪、女子サッカーアジア最終予選。なでしこジャパン対北朝鮮戦は、国立競技場で行われますが、ゴール裏のチケット販売枚数がやばいことになっています。アウェー席は3000枚が完売ですが、ホーム側は2044枚となっています。

 

 

 

 

 会場に行かない自分が言うのも恥ずかしいですが、ホーム側が完売でアウェー側が売れ残るなら納得できますが、現時点の状況が明日も続いたら本当に残念です。

 

 北朝鮮の応援団の意気込みが伝わってきますが、選手たちのモチベーションもう相当高くなるでしょう。日本の選手たちは、仮に応援団席の人数で負けたとしても、ブレることなく全力プレーを見せてくれると信じています。

 

 ここまで来て、迷うことはありませんね。選手たちは、持っている力を全て発揮して、とにかく勝つこと以外考えず頑張って欲しい。

 

 気になるのは、池田監督の采配です。スタメンをどうするのか、第1試合の結果を見てどう対応するのか。北朝鮮は、まだまだ新たな戦術を見せてくるのか。

 

NHK NEWS WEBより

 

公式練習に先だって記者会見した日本代表の池田太監督は「あすは決勝戦のような気持ちで勝つことだけを考えてプランニングしている。ホームでこういった試合を戦えることへチーム全員が気持ちを高ぶらせている」と話しました。

そのうえで選手たちのコンディションについては「1戦目に出場した選手を含めて全員が戦える状態にある。1戦目にやられた部分に対してしっかり修正して試合に臨めると思う」と話していました。

 

<長野風花>

中盤を担う長野風花選手は「今までたくさん遠征で厳しいコンディションやタイトなスケジュールを経験してきたので、私自身もチームも全然問題ない。第1戦よりもっともっとアグレッシブにプレーして相手のゴールに迫るシーンを作りたい」と意気込みました。

そのうえで「私自身、絶対にオリンピックに出たいし、ここで出場権を逃がすか勝ち取るかで、女子サッカーの未来も大きく変わってくると思う。その責任を私たちは背負っているし、必ずつかみ取って、もう1回女子サッカーを盛り上げたい」と話していました。

 

<清水梨紗>

清水梨紗選手は「コンディション的にタフにはなっているがこれも代表の宿命だと思うし難しい調整を強いられた経験はあるのでいい準備ができていると思う」と話しました。

その上で「1戦目はチームとしてあまりシュートを打てなかったので、その回数をいかに増やせるかが鍵になると思うし、自分は守備の選手だが、どっちにも関われるようにしたい。ただあすは内容も大事だが、やっぱり結果がすごく大事になってくると思うので、そこをブレずにチームとしても勝ちにつなげていきたい」と話していました。

 

<北朝鮮のリ・ユイル監督>

「ヨーロッパなど世界の舞台で活躍をしている選手たちがいる。例えば長谷川唯選手などは、能力が優れていると思う」と警戒していました。

そのうえで「あすの試合には3000人の同胞が来て応援してくれるそうなので、私も選手たちもホームで戦う気持ちで、応援に応えようと思う。最善を尽くしていい結果を出したい」と話していました。

 

 

 昨年のワールドカップの対スペイン戦の残像が脳裏に張り付いているだけに、今のなでしこジャパンの停滞が納得できていません。あの時の、中心選手だった宮澤ひなた、遠藤純、猶本光が欠場だけに、同じようなシーンは見られないのは頭では分かっているのですが、もやもやします。

 

 勝敗のカギを握るのは、素早い寄せでしょうか?相手の選手にゴール近くで自由にシュートを打たせない、パスを出させない。センタリングさせないことを徹底してもらいたいですね。

 

 逆に、日本はゴール付近でもっとボールを回して相手の裏を取りたいですね。先日の試合は、ボール回しがあまり見られませんでした。相手の分厚い守備を崩すためには、もっと仕掛けないとゴールは割れないのではないでしょうか。北朝鮮より走って、ボールを回して欲しい。

 

 先制点を奪われないことも必要条件でしょう。今のなでしこジャパンからは、逆転するだけの力強さが伝わって来ません。ゆえに、先制してさらに突き放してほしい。

 

 パリ五輪を期待して、テレビの前から応援したいと思います。

 

 スタジアム全体ではおよそ1万6000枚余りが売れているということです。

 日本サッカー協会では、チケットが残っている場合は、試合中の午後7時半まで販売を続けるということで、27日に会見した日本代表の池田太監督は「多くのサポーターの方の声援で背中を押していただきたい。ぜひ国立競技場に足を運んでいただき一緒に戦ってほしい」と応援を呼びかけていました。

 

 試合は、28日午後6時半過ぎから行われ、NHK総合テレビで中継されます。また、NHKプラスで同時・見逃し配信があります。