先日海外移籍を発表していたジェフユナイテッド市原・千葉レディースの千葉玲海菜が、

アイントラハト・フランクフルト・フラウエン(ドイツ)に移籍することが決まりました。以前から海外移籍すると思われていましたが、怪我により延び延びになっていました。怪我から復帰し、このタイミングで海外へ挑戦。是非、世界の千葉になってもらいたいですね。

 

 彼女は、2026年6月30日までの契約でフランクフルトに加入するようです。新天地での背番号は「15」に決定しているとのこと。

 

 

 フランクフルトには、過去にも何人もの日本人選手が在籍していましたね。安藤梢、永里優季、熊谷紗希、田中明日菜、横山久美等、日本代表経験者がいました。比較的、日本人選手が加入しやすいチームなんでしょうか。

 

 トップチームには、長谷部誠がいます。長谷部が千葉について言及しています。

 

「日本人選手がアイントラハトに来てくれて個人的にも非常に嬉しいですし、女子チームの力になってくれると思うので、出来るだけ早くこの環境に慣れて活躍して欲しいと思います」

 

 千葉は、藤枝順心高校の卒業生です。その母校は、先日行われた第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会で、2年連続7度目の優勝を果たしました。これまで、27人のOGがなでしこリーガーとして活躍しています。なでしこジャパンで活躍した選手、現在活躍している選手を何人も排出し、まさに高校女子サッカー界のトップを走っていますね。

 

 フランクフルトは、10節を終えた段階で、VfLヴォルフスブルク、FCバイエルン・ミュンヘンに続き、リーグ3位につけています。果たして即レギュラーを勝ち取れるか、期待して見守りたいと思います。

 

 海外に戦いの場を求める流れは、もう止められないでしょうね。女子サッカーの環境が整えば整うほど、世界が近くなってきます。ただし、日本のトップクラスの選手だというだけでレギュラーが取れるかどうかは分かりません。少し調子を落とせば、ベンチ外もあるでしょう。そこは甘くないと思います。