今年は一体どんな年になるのでしょうか。正月早々、能登半島を襲った大地震により、人的、物的被害が発生しました。そして、翌日は羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突、海保の5人が亡くなるという事故が発生。さらに、3日には、北九州市小倉北区にある鳥町食堂街が全勝するという火災もありました。まったく、お正月気分も吹き飛んでしまいました。

 

 正月の風物詩「箱根駅伝」が2日、3日にかけて行われました。青学の原晋監督が、能登地震による大災害の中、予定通り箱根駅伝が開催されたことに謝意を述べていました。今後も多くのイベントが、被災地に心を寄せつつ開催されていくことと思います。

 

 思い出すのは、2011年3月11日の東日本大震災発生時のことです。あの年、なでしこジャパンは、6月にドイツで開催されるFIFA女子ワールドカップを控えていました。日本列島を襲った大災害に、自分たちはサッカーなどしてていいのだろうかと悩みました。そんな中、世界一という快挙を達成し、被災者を始め多くの日本人に勇気を与えました。

 

 今年はパリ五輪の年。なでしこジャパンは、まだ出場枠を確保していません。2月24日、28日の最終予選で北朝鮮に勝たなければ五輪に出場できません。その北朝鮮のキム総書記から能登地震に対するお見舞いの電報が岸田首相に届きました。パリ五輪の最終予選は、ホームアンドアウエーで行われます。北朝鮮で戦う怖さがありましたが、国連決議に反しミサイル発射を止めない北朝鮮がこのような対応をしましたので少し安心しました。なでしこジャパンにとって、サッカーのみに専心できる環境であってほしいですね。

 

 被災地に心を寄せつつ、是非五輪切符を勝ち取って欲しいと思います。そして、五輪ではロンドン五輪に続くメダル獲得を目指してほしいですね。

 

 WEリーグは、昨年暮れに第7節が2試合行われ、昨日から残りの4試合がこの3連休の中で開催されます。真冬のど真ん中で開催されるため集客が懸念材料ですが、今のこところ1,000人を割る試合はありません。

 

 そして、今日は三菱重工浦和レッズレディース対大宮アルディージャVENTUS、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース対マイナビ仙台レディース、明日は日テレ・東京ヴェルディベレーザ対INAC神戸レオネッサと黄金カードが開催されます。ジェフLを除き、それぞれの会場が2,000人越えは間違いないでしょう。そして、その勝敗が今季のリーグ制覇に大きなポイントになりそうですね。特に、I神戸はベレーザに勝てば、かなり有利にリーグ戦を戦うことが出来ると思います。それでも、今期はまだまだ波乱がありそうな予感がしますが・・・。

 

 このごろ、ブログ更新のモチベーションが低下しています。と思っていたら、衝撃のニュースが飛び込んできました。なんと、あの世界的有名なサッカーマンガがいよいよ終わるというではありませんか。

 

 『キャプテン翼』(作者:高橋陽一 63歳)シリーズの漫画としての連載が4月に終了することが5日、集英社より発表されました。4月初旬発売の『キャプテン翼マガジンvol.20』の掲載話が最終回となり、1981年より続いたシリーズ連載が43年の歴史に幕を下ろします。漫画連載の終了理由は、作者・高橋氏の体力の衰えや執筆環境の変化により、漫画を描くことが困難になってきたことが理由で、まだ構想がある今後の物語はネームなどの形で制作を継続していくとのことです。

 

 

 

 

 連載終了の理由が体力の衰えということですが、作者の中には最後までの構想があるようです。それを残すために、体力のある内にネームなどの形で完成させ後継者に引き継ぐということでしょう。キャプテン翼が少年ジャンプに掲載されて43年が経過しました。単純に考えれば10歳の少年でも53歳になります。よく連載が続いたと思います。1日でも早く続きが読みたくて、1日フライングで販売している本屋さんに走った若き日のことが懐かしく思い出されます。