今日は、マイスタジアム熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われたちふれASエルフェン埼玉対セレッソ大阪ヤンマーレディースの試合を見に行ってきました。

 

 公式記録によれば、気温は 14.7℃ということになっていますが、もっと寒かったように感じました。第4節に入りましたが、開幕戦に体調不良で参戦出来ず、今日は何としても行きたかったので、寒かったですが行けた良かったです。

 

 会場周辺では、県内最大級の農林業の祭典「ドリームフェスタ」が開催され人々の熱気に包まれていました。エルフェンの入場ゲート周辺も、ドリームワンダーランドのダンスパフォーマンスや、キッチンカーが勢ぞろいし賑やかでした。

 

 菜ノ葉のスペシャルライブ『ハレ!唱え!』もありました。

 

 

 しかし、現実は厳しかったですね。どんより曇った空、寒さが影響したのでようか。観客は710人と少なかったです。今日は、WEリーグ始まって以来の6試合同時開催となりました。その中で、観客数が1,000人を割ったのは、熊谷と仙台(920人)、長野(909人)の3会場でした。アットホームな運営も、まだまだコアな客を捕まえることが出来ていないと感じました。

 

 

 さて、試合の方と言えば、結論から言えば、ちょっと寒さを吹き飛ばすには厳しい試合でした。お互いにボールが回らず、ボールが落ち着かない試合でした。大きく展開し、強弱をつけた攻めが見られず、あちこちでボールを巡っての小競り合いが続くという時間帯が長かったように感じました。

 

 

 それでも、なんとかチャンスらしいチャンスを作っていたのがセレッソでした。ちふれのゴールにあわやというシュートが何度か飛んできましたが、GK浅野菜摘の高さがセレッソのチャンスボールを摘み取っていました。

 

 前半は0-0でした。後半も互いにゴールが遠かったですが、75分、セレッソがちふれ陣内に攻め入ると、飛び出したGK浅野の戻りが遅くなり、呼吸を整える間のなく小山史乃観のミドルシュートが飛んできました。GK浅野が両手でパンチングしますが弾かれ、ゴールを許してしまいました。この1点をセレッソが守り抜き、セレッソはWEリーグ参戦初勝利を上げました。そして、ちふれはホーム初勝利を飾ることが出来ませんでした。

 

 

 

 2019年8月3日。まだなでしこリーグ時代のこと。2部カップ戦決勝が西が丘サッカー場で行われました。セレッソが2-1で勝利し優勝しました。その時、ピッチに立っていたのが写真に写っている長野風花、林穂之香、宝田沙織の3人です。その3人は、今や海外でプレーしています。時の移ろいを感じます。