やっぱりワールドカップの影響は凄いですね。

 

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は7日、2023年の女子バロンドール候補者30名を発表しました。

 

 今年で5回目となる女子バロンドールは、今回より候補選手が20名から30名に増えました。

 

 

 一昨年、昨年と、スペイン女子代表MFアレクシア・プテリャス(バルセロナ)が連続受賞していますが、今年は、ズバリ同じペイン女子代表であるMFアイタナ・ボンマティではないでしょうか。ワールドカップ・アディダスゴールデンボール賞受賞者がバロンドーラーになれないことは考えられません。

 

 今年の候補には、他にマンチェスター・シティに所属するMF長谷川唯、マンチェスター・ユナイテッドへの加入が発表されたばかりのFW宮澤ひなたが候補に挙がっています。日本人が二人もノミネートされたのは、2011年以来でしょうか。当時は、ノミネート数は10人でした。他に、2018年に熊谷紗希がノミネートされています。

※澤さんの時代は、FIFA年間最優秀選手賞です。

 

ソニア・ボンパストル(フランス)
ケアスティン・ガレフレケス(ドイツ)
マルタ(ブラジル) 2位 得票率17.28%
宮間あや(日本) 4位 得票率12.18%
アレックス・モーガン(米国)
ルイザ・ネシブ(フランス)
澤穂希(日本) 1位 得票率28.51%
ロッタ・シェリン(スウェーデン)
ホープ・ソロ(米国)
アビー・ワンバック(米国) 3位 得票率13.26%

 

 この時は、澤穂希さんが最終候補三人に残り、バロンドールを受賞しました。ちなみに、宮間さんは4位でしたね。

 

 

 SOCCERKINGによれば、フランス紙『レキップ』は、各選手のスタッツや成績を掲載しながら候補者を紹介。長谷川については、「日本の輝くゲームの調整役であり、扇動者だった。彼女の深いパスは、オセアニアでの日本の4勝に輝きを与えた」と称賛しています。

 

 また、宮澤については、「2023年ワールドカップでは、優勝国であるスペイン相手に奪った2得点を含む、合計5得点で得点王に輝いた。植木(理子)や田中(美南)とスピード感のあるコンビを組み、ローリングしながらスペースを破壊する。驚異の存在だ」と褒め称えています。