今日は、午前2時から「FIFA女子ワールドカップフランス2019」の組み合わせ抽選会がありました。このイベントには、宮間あやさんがドローアシスタントとして登壇しますので、ネット配信をliveで視聴したいと起きていました。

 

 

 

 

司会者が宮間さんをコールすると、壇上正面のスクリーンに2015年のワールド杯カナダ大会の映像が映し出され笑顔で登場。最後に登壇したフランス代表監督のデシャン氏が隣に立ちました。

 

2011年、2015年のワールド杯ファイナリストで、なでしこジャパンの顔であるあやちゃんが、女子サッカーの世界一を決める大会の組み合わせ抽選会でドローアシスタントを務めている姿を見ることができて、夢を見ているようでした。

 

子ども相手にむきになってサッカーで勝負する姿と、世界の舞台で堂々と振舞う姿と、これから先も見てみたいと思いました。

 

「Japan」のカードを引き当てたあやちゃん、にやけた顔がなんとも可愛かったですね。あのおちゃめな笑顔がまた帰ってきたと思いました。

 

 

そして、抽選の結果、来年のワールド杯は次の組み合わせになりました。

 

なでしこジャパンは、イングランド、スコットランド、アルゼンチンと同じグループDに入りました。

 

大会は6月7日に開幕、決勝戦は7月7日に行われます。

日本はアルゼンチン(6月10日@パリ)、スコットランド(6月14日@レンヌ)、イングランド(6月19日@ニース)の順に対戦します。

 

 

※グループ分けは以下のとおり。(カッコ内は2018年12月のFIFAランキング/出場回数)

■グループA
A1 フランス(3位/3大会連続4回目)
A2 韓国(14位/2大会連続3回目)
A3 ノルウェー(13位/8大会連続8回目)
A4 ナイジェリア(39位/8大会連続8回目)

 

■グループB
B1 ドイツ(2位/8大会連続8回目)
B2 中国(15位/2大会連続7回目)
B3 スペイン(12位/2大会連続2回目)
B4 南アフリカ(48位/初出場)

 

■グループC
C1 オーストラリア(6位/7大会連続7回目)
C2 イタリア(16位/5大会ぶり3回目)
C3 ブラジル(10位/8大会連続8回目)
C4 ジャマイカ(53位/初出場)

 

■グループD
D1 イングランド(4位/4大会連続5回目)
D2 スコットランド(20位/初出場)
D3 アルゼンチン(36位/3大会ぶり3回目)
D4 日本(8位/8大会連続8回目)

 

■グループE
E1 カナダ(5位/7大会連続7回目)
E2 カメルーン(46位/2大会連続2回目)
E3 ニュージーランド(19位/4大会連続5回目)
E4 オランダ(7位/2大会連続2回目)

 

■グループF
F1 アメリカ(1位/8大会連続8回目)
F2 タイ(29位/2大会連続2回目)
F3 チリ(38位/初出場)
F4 スウェーデン(9位/8大会連続8回目)

 

グループDを見てみると、グループ首位はイングランドか日本になることはほぼ間違いないと思います。ただし、イングランドと対戦するときまでに、スコットランドかアルゼンチンのどちらかに引き分けると(1勝1分け)、グループ突破が難しくなりますので、きっちり2勝してイングランドと当たって欲しいですね。

 

問題は、トーナメント戦になった時、初戦がどこと当たるかだと思いますが、これは大会が始まって抽選会が行われないと分かりません。首位抜けか、それとも2位抜けが有利なのか、抽選結果をみて大人の判断も求められるかもしれません。

 

ワールド杯に絶対はありません。ただ、グループステージでは、女子は男子に比べて、世界ランクは実力を表しているのではないでしょうか。番狂わせは少ないのではないかと思います。

 

■抽選会コメント

高倉麻子 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
どのグループに入ってどのチームと対戦することになっても難しい試合になることは間違いありません。ワールドカップで再びトロフィーを掲げるという大きな目標はありますが、そこにたどり着くために一つ一つの試合を全力で戦い、その中で成長していきたいと思っています。私たちはチャレンジャーです。対戦国の分析もしますが、まずはなでしこジャパンのサッカーを追求していきたいと思います。

 

宮間あや 元なでしこジャパン(日本女子代表)選手 
今はドローアシスタントという大役を無事に終えることができ、ホッとしています。なでしこジャパンがチームとして積み上げてきたものが、フランスの地で輝きを放ってくれると楽しみにしています。そしてこの大会が世界中のサッカーファン、サポーターにとって素晴らしい大会となることを願っています。