リオ五輪の出場をかけたアジア最終予選が、男子は昨日初戦を迎えましたね。対北朝鮮に対して、開始5分でCKから得点を奪って、そのまま守り切って1-0で勝利。良かったですね。男子の勝利が、女子にもいい影響を与えてくれると思います。ぜひ、予選を突破して五輪出場を決めてください。

 さて、女子は、2月29日から、最終予選が始まります。今日、アジア最終予選に出場する代表候補選手が発表されました。メンバーは、下記のとおりです。海堀選手、岩渕選手は、体調不良ということらしいですね。最終的には、20人に絞られるようです。有ちゃん、残念ながら選ばれていませんでしたね。

GK
福元 美穂 フクモト ミホ(岡山湯郷Belle)
山根 恵里奈 ヤマネ エリナ(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
山下 杏也加 ヤマシタ アヤカ(日テレ・ベレーザ)

DF
近賀 ゆかり キンガ ユカリ(INAC神戸レオネッサ)
上尾野辺 めぐみ カミオノベ メグミ(アルビレックス新潟レディース)
岩清水 梓 イワシミズ アズサ(日テレ・ベレーザ)
鮫島 彩 サメシマ アヤ(INAC神戸レオネッサ)
有吉 佐織 アリヨシ サオリ(日テレ・ベレーザ)
長船 加奈 オサフネ カナ(浦和レッズレディース)
熊谷 紗希 クマガイ サキ(オリンピック・リヨン/フランス)
村松 智子 ムラマツ トモコ(日テレ・ベレーザ)
乗松 瑠華 ノリマツ ルカ(浦和レッズレディース)

MF
安藤 梢 アンドウ コズエ(SGSエッセン/ドイツ)
宮間 あや ミヤマ アヤ(岡山湯郷Belle)
川澄 奈穂美 カワスミ ナホミ(INAC神戸レオネッサ)
阪口 夢穂 サカグチ ミズホ(日テレ・ベレーザ)
宇津木 瑠美  ウツギ ルミ(モンペリエHSC/フランス)
川村 優理 カワムラ ユウリ(ベガルタ仙台レディース)
中島 依美 ナカジマ エミ(INAC神戸レオネッサ)
杉田 亜未 スギタ アミ(伊賀フットボールクラブくノ一)
柴田 華絵 シバタ ハナエ(浦和レッズレディース)

FW
大野 忍 オオノ シノブ(INAC神戸レオネッサ)
大儀見 優季 オオギミ ユウキ(1.FFCフランクフルト/ドイツ)
菅澤 優衣香 スガサワ ユイカ(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
髙瀬 愛実 タカセ メグミ(INAC神戸レオネッサ)
横山 久美 ヨコヤマ クミ(AC長野パルセイロ・レディース)


 このメンバーで、1月18日から1月26日まで、沖縄の石垣島で合宿を行うとのことです。このことについて佐々木監督のコメントがありました。

佐々木監督談話
昨日、U-23日本代表のオリンピック予選をテレビで見ました。緊張感が伝わってきましたし、我々にとっても気が引き締まる思いです。今回の沖縄キャンプでは、2015年のワールドカップで得た修正点、反省点をもとに、戦術的な要素やチームとしての意識合わせをしっかり行います。いい準備をして予選を勝ち抜き、もう一度オリンピックにチャレンジしたいと思います。 今回の予選は、大阪で開催されます。女子サッカーをもう一度見てもらうチャンスですし、なでしこジャパンのパワーを日本の皆さまに示したいと思っています。

あやちゃんも、こんなことを言っていました。
15年より強い自分たちで、リオデジャネイロ五輪に行きたい

怪我なく、充実した合宿になることを祈りたいと思います。


それから、バロンドールの表彰式に出席した佐々木監督とあやちゃんのコメントが、JFAのHPに掲載されていましたので、転記しておきます。

佐々木則夫 なでしこジャパン(日本女子代表) 監督
ここに来られて光栄です。すべては選手・スタッフのおかげです。世界大会で、3大会連続でファイナリストとなり、最優秀選手賞の候補に日本の選手がノミネートされました。これらは日本女子サッカーの可能性の大きさを表していると思います。今回授賞を逃したこともそうですが、ワールドカップ決勝の日から悔しい思いが続いています。謙虚にこれを認め、あらたなスタートを切りたいと思っています。まずはオリンピックの最終予選で出場権を勝ち取り、再び世界にチャレンジしたい。そのために、18日から始まるトレーニングキャンプでコンディショニングとチームの質を高め、調整していきます。

宮間あや 選手(なでしこジャパン/岡山湯郷Belle)
こういった場に立たせていただいて光栄ですが、
チームメイトと一緒にいるほうがやはり居心地がいいです。一番嬉しいのは、個人的な賞よりも、どの国からも「(日本には)敵わない」と思われること。将来的に、女子サッカーにもベストイレブンのアワードができ、多くの日本の選手がこうした場に立つことができれば理想的です。昨年はFIFA女子ワールドカップの決勝で悔しい思いをしました。オリンピックの金メダル獲得を目指し、2月から大阪で行われるオリンピック予選に向けて、もう一度チームとして一枚岩となって戦いたいです。