ワールド杯カナダ大会の準優勝に貢献した岡山湯郷ベルのあやちゃんと福ちゃんを「お祝いする会」(発起人代表・中島博岡山県経済団体連絡協議会座長)が15日、岡山市内のホテルで開かれました。
 同県内の経済界や行政、サッカー関係者ら約250人が出席したそうです。
中島座長は「岡山から日本代表が出たのは幸せなこと。県のアピールにもつながった」とあいさつされ、二人に花束や激励金を贈り、県体育協会の越宗孝昌会長(山陽新聞社会長)の音頭で乾杯をされました。佐々木監督らのビデオメッセージもあり、会場は華やいだ雰囲気に包まれたようです。


 この席には、湯郷ベルの選手たちも出席していましたね。あやちゃんは、「W杯に出場できたのは大勢に支えられているベルがあるからこそ」と、福ちゃんは、「大会後、あらためて日本の絶対的なGKになりたいと思った。ベルでもっと頑張りたい」とお礼の言葉を述べ、出席者から大きな拍手を受けました。

 実は、このお礼の挨拶の中で、あやちゃんがサッカー人生をBelleで終えたいと激白しました。

「私たち二人にとって、岡山湯郷Belleがなくてはここまでサッカーも出来ませんし、日本を代表して戦うこともなかったと思います。なので、一番大切なのはやはり銀メダルや金メダルではなくて、岡山湯郷Belleというチームであり、また、ここにいる福本選手、みんなだと思います。岡山のために、湯郷Belleのために、なんとかサッカーが出来るところまでやりたいなと思っています。今後とも温かい声援をよろしくお願いします」

 あやちゃん、福ちゃんが、長く長くサッカーを続けてくれることを強く願っています。