今日は、バレーボールのお話です。
 今日、Vプレミアリーグ女子の試合観戦に出かけました。ファンクラブに入っているNECレッドロケッツのホームゲームが、川崎市の等々力アリーナでありました。対戦相手は、アメリカ代表のアタッカーを擁する上尾メディックスでした。残念ながら負けてしまいましたが、勝ち点1を取ることが出来ました。

 バレーボールは、3-0、3-1で勝った場合は、勝ち点3。3-2の場合は、2点。0-3、1-3の場合は、0。2-3の場合は、勝ち点1となります。負けは負けでも、フルセットまで持ち込むかどうかで、大きな差があります。

 今日のレッドロケッツは、ホームゲームということもあって、力んでしまったのかどうかわかりませんが、いいところなく2セットを奪われ万事窮すとなりました。しかし、ここから踏ん張って、フルセットまで行きました。最後は、最初から走られて10-15で落としてしまいました。

 この試合で、フルセットまで行った要因は、途中出場で入った18歳の新人の活躍でした。名前を柳田光綺と言います。身長は168センチと小柄なのですが、ジャンプ力があり最高到達点は3mあります。それに、バレーセンスが良く、サーブレシーブも出来るし、動きも俊敏、咄嗟の判断力も素晴らしいです。

 今日の交代選手は、外国人助っ人でチームのエースであるイエリズ選手との交代でした。身長188センチとの交代。それでも、負けている試合の流れを見事に止めて、逆転に繋げる働きをしました。高卒ルーキーとは思えない度胸と、バレーセンスが光りました。

 贔屓チームが負けると気分良くありませんが、負け方によっては納得もできます。第3セットは22-24とマッチポイントを握られても諦めず、彼女の働きで追いつき逆転しました。

 長いリーグ戦のたかが1試合ですが、新人選手が必死で勝とうと頑張る姿を見ていて、とても大きな感動をしました。


柳田光綺

東京都葛飾区出身。文京学院大女中を経て文京学院大女高では春高バレーなどで活躍。
2013年8月の世界ユース選手権の初戦、対中国戦で36得点をマークし、勝利の原動力となった。同年10月に開催された国民体育大会では東京都代表として出場し、東京都に11年ぶりとなる優勝をもたらした。2014年2月、NECレッドロケッツへの入団が内定。同年5月の第63回黒鷲旗大会でデビューを果たした。同年7月に台北で開催されたアジアジュニア選手権(U-19)では全日本ジュニアの主将を務め、銀メダルを獲得した。