圧倒的な力でリーグを連覇してきたINAC神戸レオネッサが、今年は、年間6位と信じられない結果に終わりました。その原因は、どこにあったのでしょうか。確かなことは、リーグを連覇していたときのメンバーの何人かが抜けたことと、監督が変わったこと。その結果、どんなことがチームに起きたのでしょうか。

 圧倒的に決定力が落ちたこと、粘りがなくなりましたね。先行しても逃げ切れず、先行されると追い越せない。

 ところで、今、これと同じことが女子バレーボールVプレミアリーグで起きています。木村沙織や迫田さおりといった全日本代表4人を擁する東レアローズです。3年前までは、女子で初めてリーグ3連覇を成し遂げたチームが、覇権を久光製薬スプリングスに譲って2年。今年は巻き返そうと、一度は退団していた木村沙織が、チームに戻ってきました。しかし、彼女は戻りましたが、連覇中のもう一人のメンバーだった荒木絵里香はいません。かつての黄金チームは、当時のメンバーから数名が抜けて、新たな血の導入はありませんでした。その結果、今、リーグ7位と低迷しています。
このまま行くと、チャンレンジマッチに回ることも考えられます。

 木村沙織の決定力が落ちたことと、疑問だらけのベンチワーク。新戦力を入れることなく、若手も成長していない。補強しない会社の姿勢。進化しないチームは、取り残される典型的な例ですね。

 今日は、バレーボール皇后杯準々決勝を見に、東京体育館に行ってきました。8強に残ったのは、7チームがVプレミアリーグチーム、1チームがチャンレジリーグからのチームでした。合計4試合を見ましたが、バレーボールは、室内ですので暖かいです。この点は、ありがたいですね。

 女王久光製薬スプリングスは、2セットリードされながら、余裕の逆転。僕の応援しているNECレッドロケッツは、チャレンジのJTとの対戦。途中リードされながらも、的確なベンチワークで3-0で勝ちました。東レは、2セット先行されたが、最終セットを後一歩まで行きながらも負け。岡山シーガルズは、余裕で3-0。明日は、久光対NEC、岡山対日立。また、見に行きます。

 さて、Belleは、明日、皇后杯3回戦を戦います。相手は、日本体育大学です。14:00キックオフ
、試合会場は藤枝サッカー場ですね。福ちゃんの出場がどうなるか分かりませんが、なんとか勝ち抜いてほしいですね。12月28日、正月と予定は、開けてあります。




大好きな山田監督