今日、行われたW杯ブラジル大会、日本の初戦、対コートジボワール戦は、本田選手の早い時間帯での豪快なシュートで先行しましたが、後半、ドログバ選手が交代でピッチに立つと、あっという間に立て続けに2失点を喫し、そのまま逃げ切られ負けてしまいました。

 この試合、後半は、日本選手の足が止まってしまいましたね。ドログバ選手の存在も大きかったと思いますが、足が止まった日本は、全然怖くなかったですね。ゴールははるか遠くに見えたし、ゴールの予感は全然しませんでした。
 長谷部選手が、負けたことも悔しいけど、それ以上に自分たちのサッカーができなかったのが悔しいと言っていました。その要因は、やはり体力不足に起因していると思いました。他の試合も見ましたが、日本ほど走りが少なかった国は、なかったのではないでしょうか。ゴールから離れているときは、歩いている選手がいても、ゴールを狙う時はスイッチが入り、トップスピードでゴールを目指して選手が連動する国がほとんどでした。ゴールが決まらず負けたギリシャでさえ、あそこで入っていればというようなシュートはありました。

 とにかく、日本は次の試合に負けたらお終いです。戦術以前に、体力負けしないよう最後まで気力で走りきってもらいたいですね。

 先日行われたAFC女子アジア杯でなでしこたちが、あの30℃を超える、湿度の高いベトナムで90分走りきった姿を見ているだけに、男子よ、頑張れ!と声を大にして言いたいですね。