AFC女子アジア杯のために中断していたなでしこリーグが、今日から再開され、2試合が行われました。アジアチャンピオンになって凱旋帰国したなでしこを見に、どれだけの観客が集まるのか、とてもわくわくして期待していました。しかし、結果は、大きく裏切られました。

 アルビレックス新潟レディース対FC吉備国際大学Charmeの試合には、637人の観客しか入場しませんでした。そして、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース対AS埼玉の試合は、891人でした。確かに、新潟の試合会場は不便な所にあり車がない限り行けない場所でしたので、仕方がないという気持ちにもなります。でも、1000人は超えて欲しかったです。そして、割と便利な場所にあったジェフの試合こそ1000人を越さなくては・・・。

 やはり、なでしこを取り巻く環境の厳しさは、まだまだありますね。優勝したからと言って何かが変わるというわけではないけれど、優勝しなければ目に見えて女子サッカーをとりまく環境はきびしくなっていくというあやちゃんの発言もありました。とにかく、選手にできることは、いい試合をすることしかありませんね。

 さて、次のなんでだろうは、アルビレックス新潟レディースについてです。アルビレックス新潟レディースには、とても素晴らしい選手がいます。そしていました。でも、次々と他チームに移籍していってしまいました。川村優理選手、菅澤優衣香選手、坂口夢穂選手、上辻佑実選手など。もし、いまでも在籍していたら、十分優勝を狙えると思います。なぜ、彼女たちは新天地を求めて移籍してしまったのでしょうか。
 そうした中、上尾野辺めぐみ選手、山崎円美選手、小原由梨愛選手の存在は、嬉しいですね。昨年の皇后杯でのしびれるような準決勝、決勝戦。まさに、アルビレックス新潟レディースの意地を見せてくれました。今年も、頑張ってほしいと思います。