宮間あやからサムライブルーへタスキが渡された

　サムライブルーの走行試合、対キプロス戦には、埼玉スタジアムに６万人近いファンが駆けつけました。来週からは６月。いよいよワールドカップ月間に突入です。世界中が、母国の代表の活躍に、くぎ付けになることでしょう。日本の裏側で行われる大会、放送時間が早朝になるため、寝不足に陥りそうですね。

　サムライブルーは、大会直前に行われるアメリカ合宿に向けて本日出国しました。笑顔で出国した選手たちが、再び笑顔で帰国できることを期待しています。グループステージを突破することさえ厳しいのが、ワールド杯です。厳しい戦いになることは間違いないでしょう。戦う気持ちを片時も忘れず、自分に責任もって試合に臨んでもらいたいですね。

　そんなサムライブルーに、先日、あやちゃんがメッセージを送りましたね。

「男子もアジアカップで頂点に立っているので、自分たちも取りたいと思っていたので。もし、これが男子のワールドカップの弾みになればいいな、と思います」

　悔しいですが、女子と男子では注目度は全然違います。それでも、男女の別なく、一人のアスリートとして、人間として、優劣はありませんよね。サムライブルーに、あやちゃんのメッセージがストンと届いてくれたら嬉しいですね。

　ビデオリサーチの視聴率日報（関東地区）によれば、５月１９日～２５日までの視聴率ベスト２０が新聞に掲載されていました。なでしこジャパン対オーストラリアの決勝戦は、20.6％で２位、対中国戦は、18.5％で３位になりました。女子であっても、視聴率をとれるということが証明できたことが嬉しいです。