さあ、明日はいよいよAFC女子アジア杯のフィナーレです。5月24日開幕した本大会、グループステージ初戦の相手は、前回大会優勝国の強豪オーストラリアでした。そして、決勝戦もまた、オーストラリアです。オーストラリアに始まりオーストラリアで終わる。もちろん、初戦では決着つきませんでしたが、決勝戦ではどちらからが敗者で、どちらかが勝者に決定します。引き分けはありません。

 AFC女子アジア杯は、1975年に始まり今回で18回になります。日本がこの大会に参加したのは、1977年の第2回大会でした。この時は、日本代表としてでなく、FCジンナンが単独で出場しました。グループステージ2試合を戦い、2敗、失点8でした。そんな日本でしたが、1986年の第6回大会では、中国と決勝を争い2位という結果を得ました。しかし、それから何度となく優勝を目指してきましたが、ご存知の通り一度も優勝していません。則さんが監督となってからも、3位が2度という状態が続いてます。

 今度こそ、今度こそ、悲願のアジアNo1の称号を掴んで欲しいです。世界一のなでしこジャパンが、アジアNo1になれないなんて、ありえないことです。ロンドンオリンピックの壮行試合では3-0で勝利しています。今回は、なでしこジャパンはフル代表ではありませんが、グループステージ、準決勝と戦ってきて、チーム力は格段の進歩を遂げています。

 若手の活躍で、必ず優勝すると信じています。勝手な思い込みですが、僕は、菅澤選手が大仕事するのではないかと思っています。

 GKは、だれでしょうか。抜群の安定感を誇る福ちゃんか、読みの鋭い海堀選手か、大型選手対策として山根選手でしょうか。だれが出てもおかしくありませんが、安定感をとって福ちゃんがスタメンになるのでしょうね。

ピッチに並べられたペットボトルが、蒸し暑いベトナムのピッチに、とても涼やかに見えます。キャプテンの思いは、みんなの思い。今大会、最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。

明日が待ちどおしいです。