いやー、昨夜は疲れましたね。オーストラリアの怒涛の攻め、いつ失点するかハラハラして見ていました。なでしこジャパンは、まったくシュートを打てず、シュートチャンスさえ掴めずに時間だけが過ぎていきました。そして、21分に、ドリブルで中央突破され、そのままゴールを決められてしまいました。なぜ、あんなに簡単に突破されてしまったのか。最終ラインも、まったく機能せずあっさりと決められた事実に、唖然としました。

 こうしたオーストラリアの猛攻に、則さんもたまらず前半34分からエースを投入。大儀見選手が投入されると、みるみる日本の攻撃の形が出てきました。これが、絶対的エースの力かなと、その威力に驚かされました。

 それでも、同点に追いつく前に、後半に2点目を入れられてしまいました。0-2という点差に、ちょっと敗戦を覚悟しましたね。それでも、エースの活躍により、最後はきっちりと2点を返して引き分けとすることができましたね。やれやれと思いましたが、決勝トーナメント戦では、その大儀見選手がいません。なでしこジャパンは、優勝までたどり着くでしょうか。心配ですね。

 この試合に関して、我らがあやちゃんは、こう述べています。

勝つことを目標にしていたので、この結果はかなり悔しいです。ただ0-2のビハインドから追いついたことはチームの力に変えていきたいと思います。ゲームを支配していても、体格のある相手に1発で失点してしまうことは気を付けていたのですが、やられてしまう場面もまだまだ多くあり、反省しなければいけません。世界チャンピオンのワッペンをユニフォームに付けている以上、負けていい試合など一つもありません。全員がもっともっと強い気持ちを持ってベトナム戦に臨みたいと思います。

 そして、絶対的エース、大儀見選手は、こう述べています。

いいボールが来たので決めるだけでしたが、他にもチャンスがあったのでそれを決めきらなくてはいけません。追いついてよかったですが、勝てる試合だったと思います。途中交代でしたが、前線でタメを作って味方が上がる時間を増やし、なるべく前でプレーできるように工夫しようと思って入りました。大会にはあと2戦しか居られないので、残りもフル出場するつもりで全力で準備して挑みます。