まったくと言っていいほど、鉄道ファンではありません。(笑)なのに、寝台特急「あけぼの」について、ちょっとコメントを書かせていただきます。
 「あけぼの」は、40年以上にわたり、青い塗装の「ブルートレイン」として親しまれてきた寝台特急です。上野から青森間を走っていましたが、15日のダイヤ改正で廃止となりました。
 最終列車の雄姿を見届けようと14日夜、JR上野駅には鉄道ファンらが約2500人集結したとの報道がありました。

 なぜ、コメントをするかと言いますと、実は、「あけぼの」を毎朝見送っていたからです。毎朝、午前5時52,3分ごろ、熊谷駅のホームを上野駅に向かって通過するあけぼのを見送っていました。冬になるとヘッドマーク周辺や、屋根に大量の雪を載せて通過することもあります。そんな時は、冷たい風が体に当たり、寒さを一段と感じていました。ちょっと、うらめしくも思いましたが、いざ廃止となると、なんだか寂しさを感じます。

 3月は、別れの季節でもありますが、出会いの季節でもありますね。昨年のシーズンをもってBelleを退団していった選手たちの顔が浮かびます。元気に、第二の人生を歩んでいるでしょうか。サッカーを続けている選手はいつかどこかで会えるでしょう。でも、サッカーを離れた選手たちと会うことは、もうないでしょうね。本当に寂しいけれど、いつかは、訪れるもの。皆さん、元気に人生を生きていってください。そして、新しく入団された選手たち。まだ、十分名前と顔が一致しませんが、試合会場であったら、熱く応援したいと思います。


注)あけぼのは東北線、奥羽線経由の寝台特急として昭和45年10月、上野-青森で運行開始。上越線、羽越線経由で北上し秋田から奥羽線に入り、青森までの約770キロを約12時間半で結んだ。かつては東北地方などの出稼ぎ労働者や学生らを首都圏に運び、高度経済成長の一翼も担ったが、近年は車両の老朽化や約6割と低迷した乗車率などを理由に廃止が決まった。