サッカーの先駆けて、春高バレーの決勝が今日東京体育館で行われました。男子は、愛知県代表の星城が、鹿児島代表の鹿児島商業をストレートで破り、2年連続の3冠を初めて達成しました。正直、強すぎでした。
 女子は、九州文化学園と東九州龍谷高校という九州勢同士の対決でした。過去に5連覇を達成したこともある東九州龍谷が2セット連取したときは、やっぱり東龍は強いなあ、結局、優勝は東龍かという、まるで予定調和のような結末になることに対し残念に思いました。決勝戦で、東龍は負けたことがないのではないでしょうか。兎に角、戦い方がうまい。そして、粘り強い。ここぞという時に得点を決め、ここで取られたらやばいというところでは、必ずボールを拾う。対戦高はこの粘りに屈してきたといっていいでしょう。
 ところが、奇跡が起こりましたね。九文が2セットを取り返しセットカウントをタイにしたのです。それでも、終始東龍がリードをして11-9まで来たときは、結局、東龍かと思いました。その予想を、九文が見事に覆してくれました。何度も東龍にマッチポイントを握られながらも、最後は、エースの活躍で、25-23で5セットを取り、見事優勝しました。

 近年、まれに見る大熱戦。両者優勝がない勝負事ゆえに、ドラマがありました。とにかく、すごい試合でした。感動をいっぱいもらいました。

 明日は、第92回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が行われます。どちらが勝っても初優勝。なんとなく、本田選手の母校、星陵が勝つのではという予感がしています。