こんにちは太陽

9月に入ってようやく、実際に劇場へ赴き、舞台を観劇することができました!!

 

今回の演目はこちら…

「VOICARION IX 帝国声歌舞伎 信長の犬」

藤沢文翁さん作・演出の朗読劇の再々演です。
私は千秋楽である9/13の昼夜2公演を観てきました!(team悌乙女のトキメキ)
この作品、初演・再演は博多座で上演されたそうですが現地では観れず。
(初演のDVD、再演CDの媒体のみで拝見しました)
今回初めて会場で観劇することが叶いました乙女のトキメキ乙女のトキメキ笑い泣き
そしてまさかの帝国劇場です!!(すごすぎw)
 
この「信長の犬」という作品自体がめちゃめちゃ好きなので、本当に今回観に行けてよかったですお願いお願い
 
そして今回は総勢29名の朗読キャストがいるいろんな組み合わせを楽しめる公演でしたので、
正直どのチームを観るかかなり悩みました(笑)
とりあえず、初演再演とグッと心を掴まれた、
今作のタイトルロールである信長の犬役は諏訪部さんで観たい…!!!という気持ちが大きすぎたので、それで絞り込んでみようとしましたが、
いかんせん諏訪部さん今回超出てる…!←うれしい
多分出演公演数一番多いですねキョロキョロキョロキョロ
 
 
そして今回瑠璃丸に新たに山寺さんがキャスティングされているのを発見して、
観たい…。(絶対観る)
となって、ここでようやく公演を絞れたというような有様で、
あとは希望を出したチケットどの日が取れるかな〜と思っていたらまさかの千秋楽取れた(笑)大体舞台のチケットって初日と千秋楽は取れないので予想外過ぎましたキョロキョロ
ちなみに10日の昼公演は外れたw
 
この時期だからこそ取れたんだろう…。
もしかしたら今後藤沢さんの朗読劇のチケット当たらないかもしれないから全力で楽しもうと思いました(笑)
 
チケット入手するまで、正直頭の中でキャスト表がごっちゃごちゃになってたので、
改めて千秋楽のキャストの皆さんを確認してみたら豪華すぎて吐くかと思いました←
 
 
諏訪部順一さん(信長の犬)
紫吹淳さん(織田信長)
山口勝平さん(豊臣秀吉)
浪川大輔さん(太田資正)
置鮎龍太郎さん(野口多門)
大河元気さん(明智光秀)
山寺宏一さん(瑠璃丸/千利休)
 
 
…個人的にマジでやばいキャストでした(嬉しさで爆発できる)
この方々のお芝居を体感できたのが本当に今年一番の喜びです照れ照れ
 
 
以下、いつものように後々自分で読み返してにやにやする為の備忘録として、
書き残しておこうと思います…!(本編見てないと意味わかんない支離滅裂な文章になると思いますが…)
 
 
今回マチソワ2公演を連続で拝見して、
昼公演もものすごい熱量の大変素晴らしい舞台でしたが、
また夜公演では微妙に違うニュアンスにお芝居が変わっていたり、
さらに燃料ましましの熱量のお芝居が飛び込んできたりで、その辺の変化は正直細かくは覚えてないので(最悪)割愛しますが、いやぁすごかった(語彙力よ)
 
昼公演は1階席の前方ゆえの迫力を体感しましたが、
夜公演は2階ほぼ最後列であったのに全く迫力衰えず体感できて、そこが一番びっくりしたし、
なんなら全体見渡せて(照明も最高綺麗)2階席快適やな…とすら思うほどでした照れ照れ
何が言いたいかというと、余は満足であったということです(笑)
 
 
 
 
●諏訪部順一さん(信長の犬)●
正直今回めちゃめちゃ楽しみにしていました。
前述の通り、もうすでに初演・再演で心鷲掴みにされてますので、
あとは実在するのかを確かめる…くらいの気持ち(?)キョロキョロ
そしてOP 雨眩に合わせて上手から登場した瞬間に格好良すぎて感動して、視界がぼやけるという稀有な体験をしました←
(昼公演は座席も上手前方だったので近さの感動も合わさって泣いた)
 
日頃から諏訪部さんの金髪がすごく似合っていて好きなんですが、
今回さらに明るいトーンの金髪になっていて、しかも片サイド編み込み(しぬ)
で超絶ビジュアル好みなルキフェルさんでした…
そしてまた衣装がどえりゃあ似合う笑い泣き笑い泣き乙女のトキメキもう外見で気高い。
(実は千秋楽までに2公演我慢できずに配信で見たので、これでもまだ衝撃が緩和されてた方)
 
 
諏訪部さんのルキフェルはとにかく気高い…(個人的感想)
ルキフェルは諏訪部さんしか拝見していないので比較対象がないのですが、
台詞の中にも出てくるように自尊心もある。
非常に格好良い犬です照れ照れ(関西風に褒めるとシュッとしてる)
 
ルキフェル視点の「信長の犬」はめっちゃめちゃ大雑把に分けると
信長時代と資正時代に分けられるんですが(おい)
 
資正時代は心を閉ざしたツンツンした大人の犬という感じで、
声も低く、資正と暮らしている他の犬たちとも馴れ合おうとしない、
信長の犬であるというプライドをすごく感じる(そこが可愛くも感じる)。
ただ、瑠璃丸を含めた太田家ののほほんとした雰囲気に本人も無意識のうちに絆されてはいて、ツンツンしてるけど割と太田家にはすぐに馴染んでいったという感じ(かわいい)
 
 
そして信長時代はまだ若さ残る純粋な、大人と子供の間みたいな犬。
難破した船から信長に救われた時は怪我をしてるのも相まって惚けていて、
資正時代に比べて高いトーンで演じられていてすごくかわいい。←
怪我が治って、いよいよ信長と信頼関係を築いていくにつれて跳ねるような元気さで、
ルキフェルが明るくなっていくのが見ていて本当にほっこりしました照れ照れ
信長と野を駆けるシーンでは諏訪部さんも実際に体を揺らしながら演じていらっしゃったので、あぁ…完全に走ってる…楽しそうに駆けてる…(泣く)となりました(笑)
 
また、当然皆さんマイクに向かって客席を向いてお芝居されているわけですが、
それぞれのキャラクター同士の距離感とか、目線まで感じる事もあってすごいなあと思いました。
この野を駆けているシーンなんかでも、ルキフェルはずっと信長様の方を向いているような感じがする照れ私はわんちゃんと暮らした事はないんですが、道ですれ違う散歩中のわんちゃんとかも、飼い主さんを見つめながら歩いている子とか見かけるんですよね、そんな感じ(雑)乙女のトキメキ
 
 
あと、毎度恒例の細かすぎて気持ち悪い(であろう)今回の好きポイントは、
信長と海を眺める(異国を旅するという約束をする)シーンの、
ルキフェルが走るのをやめた事によって少し上がった息を整えながらの
「俺も連れて行ってくれるのか?」という台詞。
そして、(漢字あっとるかわからんけど)「儂の犬になるか」と信長に問われてからの、
「俺が…お前の?」と応える台詞。
 
この2つの台詞が、
ルキフェルが、信長と出逢うまで誰かの大切な存在になれた事がなかった(少なくとも本人はそう感じてそう)ことが感じられて、なんでしょううまく言えないですがグッときました…。
 
またこの「俺が…お前の?」という台詞、
諏訪部さんが初演・再演でのお芝居から変えていらっしゃって、
正直私はここが一番今回衝撃でした。(9/6夜公演(私的初見)を配信で見た時泣きました)
 
初演・再演は「信長の犬になる?ってなんだろう?」みたいな、
ルキフェルいまいち咀嚼しきれてないけど一生懸命考えてうれしいニコニコっていうかんじのニュアンスに思ったんですが(わかりづらくて申し訳ない)
 
今回はちょっと声を震わせていたんですよね…(しかも泣き笑いみたいな表情で)えーんえーん
ルキフェルにそんな問いかけをしようとした人なんていなかったんだろうな。
誰かの大切な存在になれる嬉しさと、少しの戸惑いが入り混じっていて個人的にはとっても好きでした…えーんえーん(結構序盤でだばだば泣かされるw)
 
2階席も全体見渡せて好きだったんですが、
皆さん表情も秀逸なのでやっぱり表情が見える距離の席に座りたくなりますね笑い泣き笑い泣き
 
 
あと、この作品は結構時代を行ったり来たりするんですが
ルキフェルの声色で時間の流れが汲み取れるので、混乱せずにすんなりと物語についていくことができました。さすが声優さんの業か…(感動)
 
 
その感動の最たるがまさにラストシーン、
信長のマントに身を包まれたルキフェルが夢の中(?)で信長と再会するシーンですえーんえーん
 
人間でいうと100歳をゆうに超えたというルキフェルが夢の中で信長様に呼びかけられた時は年相応の、体も重くゆっくりとした動きを感じる超低音で応えるけど、
信長と言葉を交わしていく中で、あの野山を駆け回っていた頃のルキフェルへと戻る。
こんなに泣ける「ほら、立ったぞ!」が他にあるだろうか…えーんえーん
そのあとのちょっとふてくされてる「お前とずっとそばに居られる…そうだよな!」にかわいいと思いながら泣き(笑)
「ずっと会いたかった…」で大号泣えーんえーんえーん(もうだめ)
 
 
あとはEDの雨眩の間も最後の最後までルキフェルとして舞台上で表現を続ける諏訪部さんに感動していました。
というか台詞しゃべってないところでも結構いろいろ細かくお芝居されてたりするので、見逃したくないなと思って目が離せなかったw←
 
大千秋楽公演でこのラスト雨眩の終盤で諏訪部ルキフェルさんが何かを掴もうとするように前に手を伸ばしたんですよね…キョロキョロキョロキョロ
基本的にステージ全体を見渡してたんですが(2階席後方にいたので)、
最後だけ、諏訪部さんの顔見とこう(おい)と軽率に双眼鏡覗いたらそんなことになってたんで相当動揺しました(笑)
私が見た配信とか、昼公演ではやってなかったように思ったので
幻でも見てんのかと思いましたww(良かった)
 
 
 
 
●紫吹淳さん(織田信長)●
今回初めて生で拝見しました。
元宝塚トップスターの貫禄ありありでしたお願いお願い
紫吹さんは私はお芝居している姿より、バラエティ番組でお見かけすることの方が多くて、
面白い方だなぁニコニコニコニコという印象が強くてww
でも今回、舞台上に登場されてから最後の瞬間まで本当にかっこ良かった…!!びっくり
まずなんだあの堂々とした立ち姿えーん信長やん←
すらっと長身で非常に美しかったです…!
 
信長役は初演・再演では朴さんが演じられていて、さらに配信で見た2公演も朴さんだったので、結構がっちがちに信長様は朴さんのイメージで固まっちゃってたんで、
紫吹さんが演じる信長って想像できてなかったんですが、
速攻で惚れました←
ダブルキャスト、トリプルキャストの公演で感じる幸せ「みんな違ってみんないい」でございました。
バラエティの紫吹さんのイメージで安易に観劇すると火傷します(いい意味で)
 
今回の朴さんの信長は割と家臣たちとの距離も近いなぁと感じたんですが(ちょっと気さくさすら感じるというか、暖かかった)、
紫吹さんの信長は近寄りがたさが出ていて、手の届かない雲の上の存在 感が強いように感じました。(どっちも好きで困る)
 
 
特に印象に残っているのは、やはり本能寺の変炎
ここは紫吹さんの迫力と、所作にガチで目を奪われましたキョロキョロキョロキョロ
 
ルキフェルを本能寺から逃がそうと嘘をつくわけですが(助けを呼んできて欲しいと)
今までの信長のまま、躊躇うルキフェルに語気を強めながら必死に逃がすわけです…。
あくまでも気丈に振舞っている信長様ですが、「ぐずぐずするな…行け!」に込められたルキフェルへの想いを感じました(号泣)
特に大千秋楽は(文字で表すなら)「行けぇぇぇぇぇぇえええ!!」という感じに叫んでいて、
喉の血管引き千切れても構わん…!ぐらいの気迫を感じました(素敵な声大事になさってください←)
 
大千秋楽はそんな信長様の全身全霊の叫びに応えるルキフェルの「待っててくれ…!!」も相当ヒートアップしていました炎
お芝居の相乗効果っていいですね(このシーン見てる時、無意識に体に力入っていたみたいで、背中が軽く攣りました炎)
 
そして信長様の最期…
「ルキフェル…許せ…」のシーンは今回の公演で障子が捌けて信長様の最期の表情が堪能できてめちゃくちゃ好きです!!(障子越しの信長様も超好きです)
そしてこのシーンから紫吹さんのかっこよさがカンスト状態ラブ
「許せ…!」で台本をバシッと閉じて、凛としてお亡くなりに…(伝わらん)
そして音楽の終了少し前に客席に背を向けて、(あぁ…信長様死んでしまった…)と嫌でも実感して、そして背中がかっこよすぎてまた泣いた笑い泣き笑い泣き
文字で書いても全然伝わらないかと思いますので、セル配信開始したら是非見て欲しい(笑)
どんなアングルで映ってるかはわからないですけども(無責任)
 
 
そして紫吹さんにはもう一役お仕事がございました。
資正の母役です。お方様。
こちらもとても良かった!さっきまであんなに男前だったのに、完全に母←
芯のある女性という感じで、短いシーンではありますが印象に残ってます乙女のトキメキ
 
今後も機会があれば紫吹さんのお芝居観に行きたいです!照れ
 
 
 
 
●山口勝平さん(豊臣秀吉)●
勝平さんは小さい頃からなれ親しみまくってる声優さんではあるのですが、
お目にかかるのははじめてでした!!乙女のトキメキ
今作は初演・再演と違い、1幕構成に変更されていてエピソードが濃縮されていたり、
順番が若干変わっていたりするのですが、
中でも秀吉の心の流れがより分かりやすい構成になっているなぁと感じました。(個人的には)
利休が亡くなるまで(終盤)秀吉さんめっちゃ忙しいです。ほとんど出てる(笑)
 
勝平さんの秀吉はじつは今回かなり楽しみにしていました!
日輪のように明るい人柄だけど、心に深い闇を抱えているキャラクター。
私個人としては、この秀吉には明るさがあればあるほど魅力的じゃないかな?と思うので、
キャスト表が発表された時から、勝平さんの秀吉絶対明るい!!観たい!!とテンションあげでした爆  笑爆  笑
 
そして実際拝見して、想像通り日輪のような明るさ!キタコレ!お願い
と喜んでいたんですが、闇の部分までさすがバッチリ表現されていて、
この怖さまでは想像していなかったので、闇が色濃くなった秀吉をみてあんなにゾッとすると思いませんでした(うれしい誤算笑い泣き)
 
勝平さんも台詞がなかったり、出番でないシーンでも徹底して秀吉としての所作などでお芝居をされていて、表情も抜群でした!!
2階席で観ていても見ぶり手振りが大きくてすごく楽しかった!
私めちゃくちゃ目が悪いので、2階から表情なんて見えるはずないんですが、勝平さんの表情だけは見えた気がしましたキョロキョロキョロキョロ素晴らしい!
勝平さんの秀吉の、出番以外のシーンでの椅子の座り方がまさにこの秀吉ー!!って感じがしてめっちゃ好きでした。
 
そして勝平さんの秀吉で一番好きなところは、本能寺の変のシーンの長ゼリフです乙女のトキメキ
あのシーンまじで難しいだろうなぁと思うんですが、テンションとスピード感と祭り感が程良くて好きでした照れ照れ
あと最後の「我に続けぇぇぇぇえ!!」が最強格好いい!炎(勝平さんオリジナルと思われるあのポーズも好き)
 
想像以上にギャップのある秀吉で大変好みでした!ぴったり爆  笑
 
 
 
●浪川大輔さん(太田資正)●
浪川さんも諏訪部さんと同じく初演オリジナルキャストさんです。
はじめて(DVDで)信長の犬を観た時、浪川さんのお芝居で泣いた人間なので今回も楽しみにしておりました照れ照れ(ちなみに瑠璃丸を亡くした時の「17年か…よく頑張ったのぉ…」の言い方で泣きました←)
 
資正は作中バカバカ言われまくってますが(笑)
犬好きのバカ大名であることは前提として、少しつかみどころのないというか、
実はすべて見透かしてんじゃない(天才?)みたいなオプションがあるといいなあと思うのですが(オプションいうな)、浪川さんはその雰囲気がぴったりで好きです!(もちろん褒め言葉!)
 
今回は犬好き感の方が強かった感じでしたが、
いい意味で何考えてるかわかんない感もあって魅力的な資正だなと思いましたニコニコニコニコ
 
そして資正の好きなシーンは瑠璃丸とのシーン。
やっぱり瑠璃丸を亡くした場面は何回見ても無理です、泣きますえーんえーん
個人的にも(犬ではなく猫ですが)一緒に暮らしていた子を亡くした経験があるので、
どうしてもその時のことを思い出して入りすぎちゃうんですよね…。
動物と暮らした経験がある方はなかなか我慢するのが難しいシーンじゃないでしょうか。
私は毎回無理です←
 
あと、瑠璃丸とじゃれてるシーンは若干山寺さんのパワーに押されていたようにも見えましたが(笑)非常になれた感じでおもしろかったですw
というかあのシーンは山寺さんが迫真すぎてwww
 
あと黙ってろよって話なんですが、
昼公演で「何故ご謀反なさったのですか?」というそこそこシリアスなシーンで
聞き間違いでなければ「何故ごふもんなさったのですか?」とおっしゃっていたような気がして、危うく笑いそうになってしまったのも思い出に書き残しておきますw(黙ってろ)
なにゆえ〜wwと思いました←
これもご愛嬌かなwと思えちゃうあたり浪川さんの凄さを感じます(謎フォロー)
 
 
 
 
●置鮎龍太郎さん(野口多門)●
置鮎さんも昔からとっても好きな声優さんなので、
今回生のお芝居を体感できてめちゃくちゃ嬉しかったです!!!
そしてほんわか資正とは対照的な、真面目で知的なお兄さん多門でした照れ照れ
ちなみにメガネをかけていらっしゃったので、知的度さらにUPアップ
ええ声やなぁ…←
 
多門も犬嫌いといいつつ、なんだかんだ犬たちのことを気にかけてくれるいいキャラクターなので、好きです乙女のトキメキ
 
普段は資正に呆れつつも、心の中では常に忠誠を誓っている。
こういう普段はボロクソ言っていたとしても、自分の主は一人だけ!みたいな関係性素敵です照れ
多門の好きなシーンは最後の風魔との対決のシーン。
ピンチに陥って、当然のようにルキフェルを逃がそうとしてくれる(犬嫌いなのに)。
あと頭がいいがゆえの悟る速さよ…
自分の命が窮地に立たされていても常に冷静で、やっぱり主を一番に考えている芯のまっすぐさに惹かれますお願い
 
窮地に立たされてついにルキフェルの訴えを理解できた多門の、
嬉しそうな表情と、犬嫌いな自分がこんなファンタジックな体験しちゃったみたいな信じられない不思議な気持ち!みたいな感じが好きです(言葉選び下手でごめんw)
「太田家の意地をを見せるのじゃぁぁぁあ!!」が超カッコいいです乙女のトキメキ
生きるぞ…!!という決意が感じられる。
 
それから、個人的には置鮎さんと諏訪部さんがお芝居のやりとりしているのを間近で観る事ができて感無量でした!(お二人とも大好きで…お願い)
 
 
 
●大河元気さん(明智光秀)●
今回ほぼはじめてお目にかかったと思います。
キャスト陣の中でもお若いと思われる(なにもわかっていなくて申し訳ない…)
光秀は今回配信も含めてすべて大河さんだったので、もうすっかり私の中で光秀でしかない方ですw←
このメンバーの中というのもあってか、
頭はいいけどまだ色々と経験が足りなかった、柔軟な思考になれなかったっていう感じの、光秀の悲しさが感じられて好きです。
いつも信長様の顔色を伺って言葉選びをする様が自分を見ているようで苦しいですw
でも信長様は光秀に期待して、ちょっと厳しめに接していたようにも感じたので、この辺の食い違いも切ないです(全然違ってたら笑う)
 
光秀は才能があったはずだけど、化け物級に頭の切れる秀吉にいいように利用されましたねえーんえーん光秀の行動は史実では諸説あるんでしょうけど、今作の流れ好きです(笑)
花開く前にもがれた若者…って感じが強かったです。可哀想えーんえーん
 
大河さんは配信で見ていた時も、本能寺の変で信長様に負けじと食らいついていた印象をもていましたが、千秋楽に向けてどんどんヒートアップされていったなぁと感じました乙女のトキメキ
出演公演を全部見たわけではないですが、おそらく初日と千秋楽で一番お芝居に変動があったのではないでしょうか(いい意味で!)
 
最終公演はみなさんすごい熱量でしたが、大河さんの迫力も大変ビリビリきました…!!
 
そして、大河さんももう一役お仕事が(笑)
風魔小太郎でございます。
結構このキャラクターはトリッキーな奴で、まじでなに考えてるかわかんない不気味さがあるんですが、こちらも日に日に不気味さが積み重ねられての千秋楽「…総攻撃だ」がいい塩梅でゾワッとしました。
 
光秀、来世では幸せになって…(誰)
 
 
 
 
●山寺宏一さん(瑠璃丸/千利休)●
山寺さんも前述したとおり今回楽しみにしていたキャストさんの一人であります。
瑠璃丸はずっと井上和彦さんで見ていたので、この役も山寺さんだとどうなるんだろうなぁとあまり想像できずな状態ではあったんですが、良い…。
井上さんの瑠璃丸はお茶目で可愛い〜って感じで、山寺さんの瑠璃丸は優しいおじさんって感じ(伝われ)
 
井上さんの瑠璃丸はルキフェルと話している時も死期が近いことを悟られないように
わざとおちゃらけている感じがしていたけど、
山寺さんの瑠璃丸は割と素直に死期が近そうで老犬のリアルさが強めだったかな?(これもみんな違ってみんな良いのパターンなので頭をかかえる)
 
強いて言うならば、井上さんの瑠璃丸は「嘘」(優しい嘘)が印象に残り、
山寺さんの瑠璃丸は「命」を強く感じる。
(みんな違ってみんn…以下略)
 
瑠璃丸はルキフェルが生死をさまよっている時の「まだ若いんだ、死ぬなよ…!」の説得力が異常←
瑠璃丸がいてくれたからこそルキフェルの心は解れたのだろうし、
この物語になくてはならない存在すぎて、
そして私は毎回泣かされるので(笑)最初から最後まで目が離せません。
 
ていうて、じゃあ山寺さんの瑠璃丸はシリアスなんかい??と聞かれたら、
いいえ、その限りではありませんと答えます(誰)
さっきもちょっと書きましたが、瑠璃丸と資正の見せ場(?)腹出しのシーン。
「可愛いじゃろ…!?(迫真)」の押し売りすぎて笑わざるを得ないww
なんでしょう、犬のテンション上がってる時の勢いを見事に再現されてたと思いますww(ツボ)
 
そんな瑠璃丸ですから、亡くなってしまった後の喪失感で心にぽっかり穴が空いてる資正や多門ルキフェルと一緒に偲ぶ気持ちになります。(あと私はこの時普通に泣いてますんでそんな余裕ないですけど←)
 
良いキャラでした…。
 
そして山寺さんにはもう2役お仕事がございます(多いw)
千利休と多門の父です。
まず多門の父ですが、イケボ(こら)
このシーンは短いですが多門のルーツであり、命の物語ですので非常に印象に残っています。
紫吹さんと山寺さんのお芝居のやりとりがとても素敵でした…。
この多門父も非常にまじめそうなので、多門はお父さん似かな…とか関係ないことを考えたりなどもしました(笑)
 
そして千利休。
私は個人的に山寺さんの千利休とても好きです。(もちろん井上さんの利休もめっちゃ好き)
流れるような関西弁(って分類されるのかな?あのイントネーション)も心地良いですし、
やっぱり秀吉との「毒」のシーンはずっと胸が苦しいですえーんえーん
 
利休は本当に秀吉っていう人が好きだっただろうし、
変わってしまったけど以前のような日輪に戻そうと必死に訴えているように見えてずっと切なかったです。
でも秀吉からでた言葉は「切腹を申し付ける…」(苦しさMAX)
「最後に一服…茶でもたてましょう…」(苦しさ通り越してしんどい)
このシーンは勝平さん、山寺さんの空気感や表情などにも圧され、結局泣きました←
 
序盤で織田家の楽しいシーンなんかも見せられてるんで超辛いです…雷
秀吉の後悔もとても理解できるので、なんでしょうこのみんな苦しい感じ(笑)
ここは是非セル配信が始まったらもう一回じっくり表情も含めて見たいです。
素晴らしかったです!!
 
 
 
 
 
 
 
さて、
深夜テンションでキャスト別で感想みたいな物を書きましたが、
もうまとめていうとめっっちゃ良かった!!!
 
それは朗読キャストだけでなく、
バンドの皆さんも素晴らしかったです乙女のトキメキ乙女のトキメキ
今回ようやく会場で拝見できたので、生の楽器の迫力をようやく体感できたわけです。
もうとんでもない迫力でしたww(すごすぎて笑っちゃう)
雨眩を生で聴けたのが個人的めっちゃ嬉しいポイントでもありました。
ずっと物語に寄り添っていた楽器たちが最後EDでガッと存在感を押し上げている様にずっと気分があがっていました(うまい表現がみつからない、申し訳ない)
 
サントラください。
 
 
 
 
 
●カーテンコール●
今回はコロナ禍の状況を鑑みて、恒例だというキャストそれぞれの紹介とコメントは割愛するとのことでした。
昼夜共に、代表して信長の犬・諏訪部さんからご挨拶がありました。
 
昼公演は今回のチーム名である「悌」の意味について。
年長者を敬うなどの意味が込められているそうです(記憶曖昧です…)
それを踏まえ、ルキフェルの敬うべき対象でもあった瑠璃丸を演じた山寺さんに向かって、
さりげなく感謝を述べた諏訪部さんでしたが、
控えめすぎて最初山寺さんに伝わっておらず、大変おもしろ可愛い状態になってましたww
山寺さんも自分に言われた感謝だと遅れて気づいてニコっと会釈を返してました(かわいい)
 
何しろ立ち位置対角線上ですからね、
このタイムラグは仕方ないですねww
 
 
 
夜公演は本当にラスト公演でもありますので、
普段であればバンドの皆さんによる特別カーテンコールなどがあったり、
キャスト一人一人のご挨拶などがある様ですが、昼公演と同じく代表して諏訪部さんがご挨拶でした。
 
信長の犬・初演の際に愛犬ゼロくんの仕草などもルキフェルの役作りの参考にされたという話もされていました。
諏訪部さんのルキフェルに非常に犬らしさを感じたのは、ゼロくんと作り上げたからなんだなぁと妙に納得しました。
 
初演の頃には藤沢さんにはギルくん、諏訪部さんにはゼロくんがそばにいて、
そして今年亡なってしまったというお話にも少し触れられていました。
本編にもでてくる「そばにいなくても心はずっとそばにいられる」という言葉は、
今の状況にも非常に当てはまるし、今こそ心に留めておくべきことだなと思います。
そして藤沢さんとギルくん、諏訪部さんとゼロくんにぴったりの言葉だなとも思います。
愛犬(愛猫など)を亡くす辛さって本当に計り知れないです。
 
諏訪部さんはゼロくんを辛口な子だと言っていたので、
今回の公演もダメだし(?)されるだろう…次への糧としていく。という様なこともおっしゃっていました(だいぶ曖昧ですすみません;)
 
時折言葉を選びながら、詰まりながらお話して下さってました。
私もですが、私の周りの席の皆さんからも鼻をすする音がちらほらww(わかる、カテコでとどめさされて泣くやつ←)
 
そしてそんな諏訪部さんのご挨拶の後に藤沢さんからもご挨拶が…となったんですが、
舞台上に登場した藤沢さんがまさかの金ぴかでwww(秀吉の衣装ww)
でてきた瞬間会場中が笑いに包まれました(最高です)
ちなみに平田さん秀吉に衣装だそうで、藤沢さん曰く「平田さんの残り香に包まれている」そうですw(おもしろすぎ)
 
今回は上演発表から初日までかなり短い時間で作り上げられた舞台だったので、
さながらルキフェルのように駆け抜けた公演だったそうです。(たしかに)
 
この状況下ですし、
公演するのもめちゃくちゃ大変なことは想像に難くないんですが、
本当に今回会場で舞台を楽しめると知った瞬間から活力が湧いてきて、
この公演を無事に観劇することを目標に仕事頑張ろう…!と思うことができました。
コロナ後初めて心が躍ったといっても過言ではありませんお願い
 
でも同時に未だかつてないほどの緊張感で日々を過ごしたことも否定できませんw
期間途中で公演中止にならないか、そもそも自分が健康でいられるか…
チケットが手にはいったあともこんなに緊張するなんて、去年までは思ってもみませんでした。
 
本当に会場中も私語はなく、しんと静まり返って開演を待っている光景も今まではなかった子tでした。(正直快適ではありました←)
 
ですがやはりできるだけ早く、今までの観劇スタイルに近いものに戻っていけるといいなぁとさらに実感しました。
ただ、今回上演を決断して、千秋楽まで駆け抜けてくださって、それを体感できて本当に良かったです。元気が出ました。
 
また観劇できる日まで頑張ろう…!