公演は観れなかったので、
DVDを予約していました。
それが数日前に届いて最近ようやく見れました(*^-^)b
目当ては津田英佑さん。←
でしたが、
キャストの皆さん素敵な方ばっかりでめっちゃ面白かった!
ぜひ生で観たかったなぁと思いました。
この舞台は本筋(割とシリアス)の間にコントみたいな(笑)ショートストーリーが挟まる、オムニバス形式の作品でした。
ショートストーリーはそれぞれ別の方が書いていて、それぞれでだいぶ違った個性が出ていて面白かったw
中には正直あんまり面白くないなぁと思ったのもあったけど、
それは好みの問題かなと思います。
私は個人的に、
骨将軍が好きでしたw
あのバタバタ感が好きだ(・ω・)
※以下ネタバレ有りです。
⚫リボン1⚫
39歳の男性(シンペイ)が主な計画もなくアメリカにいって何か掴んで帰ってくる!と言い出した事で、その彼女(ハルカ)とケンカ。
お金は絶対貸さない!と言われたシンペイは困り果てて、街でフラフラしているところで車に轢かれて死んでしまう。
天使と名乗る人物に「生まれ変わるための手続きをしに行きましょう」と導かれる。
⚫骨将軍⚫
ショートストーリー1つ目。
中学生の元ボーリング部のいじめられっこ(しかもいじめっ子に何故か備長炭を貢がされてるw)の前に、謎の3人組・マジカルプリンセス骨将軍が現れて、
ボーリング部のエースだった頃を思い出させようとする話。
ネーミングからしてすでに謎が多すぎて、ツッコミが追いつかない(笑)
この作品はキャラが面白かったw
いじめっ子の2人は漫画から飛び出してきた感じだった。
そして、骨将軍たちのいじめっ子の倒し方が惨すぎて笑ったw
結局ボーリング部のPRだったというオチでした。確かに中学生っぽいw(褒めてる)
津田さんは骨将軍の青役でした。
骨将軍の3人のコンビネーションが素晴らしかったですw
⚫リボン2⚫
シンペイは「生まれ変わるまでの命の溜まり場」と称される場所で、サナダと名乗る人物と出逢う。
まだやりたい事もいっぱいあったし、地位もお金も手に入れてないのに…。というシンペイに生き返る事は出来ないんだと納得させるためにサナダはシンペイのお葬式の様子を見せる。
サナダが去ったあと、
天使がある人物にこの世界の説明をしながらやってくる。
その人物は、死ぬ前はドクツルタケというキノコだったという。
ので、シンペイは彼をタケと名付ける。
シンペイは生まれ変わるのが人間だけではない事を知る。
ここのシンペイとサナダのやりとりやタケとのやりとりが面白かったw
タケが可愛い(笑)
⚫ミミミュ⚫
ある日、畑を耕す一匹のミミズが雷にうたれ、
二匹に分かれてしまい、
どちらが前に居たかと討論する話。
ミミズなんだけど、
すごく難しい言い回しで挙げ句の果てには国について討論したりする。
シュール(笑)
かなり演劇的な作品だなぁと思いました。難しそうだけど楽しそうですw
で、2人は討論しまくって最終的に神様に懺悔の歌を歌う(笑)
そこだけミュージカルですw
通称ミミミュだそうです。
このミミズは津田さんと増田裕生さんが演じてたのですが、
ミミミュのラスト、歌をめっちゃ伸ばすのですが、そこが2人の対決のようになってるのですが増田さんが途中で力尽きる姿が切ないやらなんやらで面白かったw
津田さんは増田さんが力尽きたあとも結構伸ばしていて、素直に凄いと思いました( °д°)
かっこよすvV
この二匹は話ではもうどうにもならん!と短剣で闘って決着をつけようとするけど、再び雷にうたれ元通り一匹のミミズに戻り、何事もなかったように畑を耕して終わり。笑
⚫リボン3⚫
すっかりタケと仲良くなり、トランプなんかをしながら遊んでいるシンペイ。本筋2からは結構時間が経ってるみたいで、天使はシンペイにいい加減生まれ変われという。
命の数は決まっていて、死んだものが生まれ変わらないとそのバランスが崩れるので、ほんとに困るらしい。
そこへ、神妙な面持ちである人物が現れる。
天使も彼に対しては丁寧な対応をする。
その人は絶滅したニホンカワウソの最後の一匹だったらしい。
タケは彼をカワさんと名付ける。
シンペイは恋人のハルカの様子を見る。すると彼女は大量の睡眠薬を飲もうとしていた。
でもそれは愛犬(テニア)によって止められる。
シンペイはそんなハルカの状態をなんとかしなければと焦る。
ここで出てきたカワさんは津田さんが演じています。
あの骨将軍とミミズの後にようやくまともな姿で出てきた津田さんはカッコよすぎたw
カワさんのキャラ凄く好きです(´∀`)
⚫ローソン⚫
からあげクンが好きすぎてどうしようもない男性とその親友が、からあげクン目当てにローソンのバイトになったけど、物凄い強烈なおばちゃん達の存在を知り、それに立ち向かう話。
ショートストーリーというべきなのか、これだけえらい長かったw
きっかけはからあげクンだったけど、
ローソンで真面目にバイトをして責任感が芽生えた主人公。という事で良いのかな?笑
ここで出てくるおばちゃん3人組が凄すぎて、やばかった(笑)
あれは怖いw
主人公を演じていたのは増田さんだったんですが、無意識にからあげクンを食べてしまいそうになる顔がめっちゃ面白かったw
津田さんはおばちゃん3人衆のボスっぽい人の役でした。
「足が勝手に…‼」とかいってさりげなく(全然さりげなくないけどw)立ち位置に向かう姿に笑ったw
⚫リボン4⚫
カワさんが食物連鎖や命についてはなす。
天使はいつまでも生まれ変わろうとしないサナダにお説教をする。
ここで、サナダがサナダムシだった事が判明。
そこにタケが焦った様子でやってくる。ハルカがまた自殺をしようとしてしまったらしい。
シンペイはどうにかしてハルカに会えないかと頼む。
サナダが成功率は低いけど「むしのしらせ」という方法を提案する。
タケやカワさんやサナダ、そして天使も協力してくれる事になり作戦を練る。
ここのカワさんの一連のセリフが印象的でした。
ていうか、カワさんの優しい微笑みが素敵すぎて惚れなおしました(笑)←
「そうだね」って言った時がほんとにキュンとしました( ´艸`)
カワさんまじかっけぇよー(°∀°)b
⚫バカ教習所⚫
バカな主人公がバカな教習所にいってしまう話(笑)
とにかく変人だらけでしたw
マイケルジャクソンのマネがめっちゃ面白かったw
この作品はとにかくコントだった(笑)
役者さんのパワーでガーっといったかんじでした。
あと、縦列駐車のやつも面白かったw
文字ではとてもじゃないけど、説明出来ない(´Д`;)
⚫リボン5⚫
ハルカに想いを伝えるために作戦を決行する。
シンペイとサナダはサナダムシに生まれ変わり、ミジンコに生まれ変わったタケに寄生し、タケは魚に生まれ変わったカワさんに捕食されサナダムシの2人はカワさんに寄生する。
カワさんは鳥に生まれ変わった天使にテニアのもとまで運んでもらう。
そしてカワさんはテニアに食べられる。
サナダムシの2人はテニアの排便と共に外へ出て、ハルカと対面する。
自分達の身体で文字を作り、必死に想いを伝える。
限界まで力を使いなんとかハルカに想いを伝え、2人は短い一生を終える。
この食物連鎖のシーンは音楽もあいまって凄く感動的なシーンでした。
シンペイとハルカの最期の会話のシーンももらい泣きしそうになりました(ノω・、)
えらい長くなってしまった…(笑)
文章まとめるの下手すぎてごめんなさい。
ほんと面白かったし、
なんかずしっとくる事もあって素敵な作品でした(・∀・)/
コメンタリーも面白かったです!
コメンタリーとか大好きなので嬉しかったです♪
あと、カーテンコールとかも割と好きなので入ってたら嬉しかったなぁと思いました。
無くても全然問題ないですが(笑)
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