この前Unextであんまり期待せずにみたら、けっこう面白かった。
ハンニバルといえば、、もうすでに映画版が出揃っていて今更感もあるわけだが、、こちらのドラマも負けないくらいいい仕上がりになっていた。
特にレクター役のマッツミケルセンの演技は素晴らしく、ぴったりだった。ファンタスティックビーストでも出てたけど、ああいうミステリアスな役が似合うのかな。渋カッコいい感じで。
原作は読んでないのでなんともいえないが、、映画版羊たちの沈黙のレクターのもっと前の話ではある。FBIとの絡みも多いわけだが、ただ時代設定が現代に合わせているせいか、、映画版とつなげるのは難しい感じだ。
ある意味パラレルワールドともいえるだろうか。そうであればシーズン3で終わらせずに、、映画版のハンニバルまでの流れを全てドラマ化してもよかったわけだが、どうやら打ち切りで終わったらしい。
確かに、、シーズン3はやや1,2に比べると飽き始める部分はあり、、原作もそんなに沢山あるわけじゃないだろうし、限界を迎えたのかもしれない。予定ではもっとやるはずだったという噂もあるが。
特にお気に入りなシーンはやっぱり料理シーンだろうか。毎回美味しそうな晩餐会を行うわけだが、食材はもちろん人間と。
グロシーンも多いのだけど、精神分析的な描写も多々みられていて、意外と奥深いものを感じた。映像もきれいだし、芸術性高めである。映画版よりかなりオシャレ度アップといったところか。
さすがに食事しながら見るのはオススメできない作品だが、普通に食事しながら観ていた自分は耐性があるのだろうかね。