どこかからの情報をまとめつつ。
・関節を跨いで持たない。関節包内運動を考える。距離感も適度に。最後は自動運動で終わるように。上から持たず下から支える。endfeelを意識する。
・よく虫様筋握りとかトータルタッチとか色々あるが、触り方はけっこう気を遣った方がよさそう。
〇股関節
・骨頭の操作する場合、直接触れるのは難しいので大転子を利用。骨頭の位置・動きをイメージする。前捻角や頚体角など
・動かすときの立ち位置を考える。内外旋は軸をしっかり、真上から見る。
・骨盤などの代償に注意。伸展は前傾、腰椎前弯生じてないかなど。
・触診は手早く、ぐりぐりしない。
〇膝関節
・膝蓋骨の動きを評価。脛骨の滑りなど。
・FTAなどその人によって動きやすい位置に違いがあるので、合わせていく。踵がどこに向かっていく傾向があるのかなど。
・伸展の時は脛骨が前に滑ってほしい。大腿骨の手は転がり、脛骨滑りを合わせて、無理はしない。
・腹臥位でもみていく。凹凸の法則を意識する。SHMも意識するがやりすぎると回旋ばかり強まってしまう。
〇足関節
・背屈が特に制限されやすい。踵骨は母指球と小指球の丸みあるくぼみに乗せるように。母指と示指でアキレス腱の内外側を軽く握って緊張を探る。前腕が足底面にぴったりつくようにする。ズレると内外反入りやすい。
・反対の手は距骨を前方から押し込むようにする。TAなど筋腱が多いので押さないように注意。挟み込むように上から距骨を押す。
・踵骨を引っ張りつつ距骨を押し込み、背屈を促す。同時にアキレス腱を触診する。膝関節伸展位では腓腹筋が伸張されているので、動きは鈍くなる。純粋な動きは軽度屈曲位でみる。
・脛腓関節。背屈で腓骨も動く、距骨が入り込むと腓骨は外にスライドして上方に動き、内旋する。近位・遠位どちらも動く。底屈すると、腓骨が下がり内側に入り外旋する。特にアクティブで動くとみられる。長短腓骨筋の収縮でたわんでいる腓骨が脛骨に近づくような動き。
・近位動かすときは、LCLに注意。膝伸展位ではLCL緊張してるので、腓骨は動きにくい。そのため軽度屈曲位にすると少し腓骨頭が動きやすくなる。
下肢ROMはまあやらないことがないくらい、毎日やってるけどけっこう漫然と動かしがち。
本当ならもっと関節の動かし方とか全てを意識する必要があるし、問題点に着目したアプローチをする必要があるが、、、
なんとなくROMからみたいになることもあるので、せめて動かし方くらいはしっかりしたいものだ。
本当はもっと細かいところもあるし、疾患ごとに注意点は異なるのであくまで問題が特にない場合の動かし方という前提は忘れてはいけないだろう。