基本知識としてまたおさらい。

 

 

 

いつもの、内側は下肢って感じで。

 

 

 

◇補足運動野

 

障害されると、自発的な運動開始困難、発語不能になったりすることも。強制把握や他人の手兆候も生じる可能性あり。

 

・道具の強迫的使用・・・・右手に起こり、右手が脱抑制みたいな。

 

・同時進行での動作や左右の手の協調的運動ができなくなる。

 

・前補足運動野・・・運動の企画、準備をする。動作の切り替えや新しく作業するときに働くとされる。

 

 

 

◇運動前野

 

 

・外界からの情報をきっかけとして一連の運動を準備する。障害されると熟練した運動の障害。

 

 

 

・前方は大脳辺縁系からの入力を受けている。内的欲求や情動などから動作出力につなげている可能性あり。

 

 

 

運動野は1次運動野だけでなく、いろいろあるようで、一筋縄ではないかないよう。障害されると当然色んな症状が。。

 

 

 

 

 

 

・下頭頂小葉の障害⇒身体に関する注意機能低下、空間との相互作用における過程において無視が生じる。

 

・縁上回(左)は上頭頂小葉から感覚情報、視覚情報を受け取り、物体を認識する。障害されると、伝導性失語、観念運動失行など。

 

・角回(左)は後頭葉から言語に関わる視覚情報を受け取り、読み・書き・計算など一連の行為に関わる。障害されると、ゲルストマン症候群、失読失書、観念失行など。

 

 

左は失語とか厄介だけど、右の方が運動的には厄介なイメージ。

 

・右の上頭頂小葉、下頭頂小葉が障害されると、、、USN、病態失認、着衣失行、構成失行などが生じる。

 

 

 

基底核もちょっと

 

 

 

 

 

 

脳梁部分がやられると左右の協調的な動きが難しくなるのかなあ。担当している人にも一人そんな人がいて、運動学習が難しい感じ。

 

 

 

 

◇脳灌流

脳画像とか診断名から症状を予測していく感じ。それをふまえて予後予測していくことに。

 

 

 

 

 

〇前大脳動脈領域ACAの障害

 

発生率は低いとされるけど、障害されたらけっこう厄介な領域だと思う。

 

 

 

◇中大脳動脈領域MCA

 

 

 

上肢麻痺も強いと、、ADLにけっこうな影響を及ぼすのでまた大変。

 

 

 

 

◇後大脳動脈PCA領域の障害

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで脳解剖なんてやらないといけないのけ、、、学生時代は正直筋肉とかに比べて興味はなかった。だからとりあえず覚えるけど、そんなに深いれしない感じで。

 

領域によって役割も様々で、障害されたときの症状も多種多様。軽ければいいけど、障害される範囲が広いとほんと、大変で。大げさにいえば人間らしさをけっこう失ってしまう可能性もある。しかも自覚できないこともあるので、患者さんの家族とかも戸惑うかもしれない。もちろん重度の場合ではあるけど。

 

多少なりとも後遺症は残るわけで、そこをどれだけリハビリで改善できるかってところか。高次脳機能に関しても改善の余地はあるようなので、完全に決めつけることはできない。