Ⅰ
夕刻の眠りから目覚めた
安定剤を飲んで眠らせたのだ
明後日、今年二度目の心臓手術を受ける
思えば五十年という長い生涯の上に
呑気にあぐらをかいてきたものだ…
Ⅱ
それはでも、僕なりの呑気であったから
後悔はしていない
むしろ楽しませてもらい、ただ感謝している
死ぬことは恐くていやだ
でもそれは、いつ起こるか分からぬ…
Ⅲ
Sir Elton John の「The Bridge」に聴き入る
己を信じて恐れず進め、と語りかける
Sir Elton の歌声が心に染み入る
もはや悔いなど無いのだが
できれば、まだもう少し頑張りたいと思う…
Ⅳ
己のちっぽけな運などは
もともと天の預かりものに過ぎぬ
ただどんな状況であれ
命の限りを尽くす
恐れることなど、論外のことなのだ…