先日ブログでお話しした、部活だけ参加している、知人の友人Aさんの五月雨登校息子さんの話です。
続きのお話を聞きました。
Aさんのご主人が、なんとしてでも学校に行かせたいと、不登校支援を頼んだそうです。
■90%の子供が再登校。
■2ヶ月で学校復帰。
■笑顔で歩き出す。
不登校支援のホームページやブログは、
親の不安を一気に解消してくれるような言葉が並びます。
Aさんのご主人は、某有名国立大出身。
お義母様は、元教員。
ご主人とお義母さんからプレッシャーをかけられ、Aさん自身も、藁をもすがるつもりだったと聞いています。
不登校支援って本当に幅広くて、50万円から、結局、車1台買えるくらいまで払ってしまった…という業者まで、様々なのものがあるようです![]()
彼女はまず、60万円払ったようです。
継続支援になれば、そこから増えていくしくみになっています。
不登校は、全て家庭に問題がある
Aさんが選んだ不登校支援は、そのような考え方なので、まず家庭内の子供との関わり方を全て見直していきます。
子供と親の会話は、支援者へ文書で毎日報告し、添削をしてもらいます。
そして、不登校支援の言いつけ通り、Aさんは、電子機器を全て取り上げました。
電子機器を取り上げられた息子さんはどうなったか…
ある日、包丁を持ち出しました。
Aさんは息子さんに言ってしまいました。
『あんたに、60万円もかけたのよ!
なんで、わかってくれないの!!』
知人は、
『彼女の話、聞いてあげることしかできなかった…』
と言います。
つらいな。
お母さんも。
息子さんも。
不登校支援って、一つ間違えると、親子の信頼関係がガタガタになるような気がします。
もちろん、不登校支援が合う人もいるのだと思います。
でも
不登校って、現場で起こっているから。
知人から、意見を求められましたが、
『各家庭のやり方を信じてやっていくしかないよね、結局さ。』
最後はそんな会話で終わりました。
本当にそうですよね。
他人が口を出せる話じゃない。
私の『信じて見守る』なんていうやり方だって、なんて曖昧で不確かなものなんでしょう。
沢山間違えるし…
この話をね、
実は、みなみとまおにしたんです。
『電子機器取り上げか。そりゃ、包丁持ち出すわ』
『私は…お母さんがかわいそうだなって思う。』
『コロナ明け、めっちゃ不登校増えたしね。
家庭に全て問題があるって、その考えは極端すぎるわ。』
色んな意見がでました。
長女みなみは、『小学生からやり直したい』と、過去に言ったことはありましたが、
『もっと早く学校復帰したかった』
とは、一度も言ったことはありません。
この長い年月が、彼女にとって必要だったのかもしれません。
学校に行くのも、行かないのも、
チャレンジしたことも挫折したことも、
誰かにコントロールされず、全て自分で決めてきたから…
だから多分、
後悔したり、人のせいにしたりしないじゃないかなって。
復帰するペースは、本当に人それぞれなんだと思います。
実は今日、
みなみはひとりで電車に乗り、地下鉄に乗り換え、都会の美容院へ行きます![]()
まだ、ひとりで電車に乗ったことがないみなみにとっては、大冒険![]()
でも、今のみなみだからできること。
今のみなみだから、私は背中を押せました。
みなみは、この小さな冒険に目を輝かせています。
見守ってきた母として、
もう、めちゃくちゃ感慨深いです![]()
