金曜日の朝早くから、銀杏並木の下は落ち葉を掃除する人たちが・・・・・。
ごくろうさまです^^
掃いても掃いても、上から降り注いでくる。
今夜から天気は下り坂・・・・・寒波も到来の予想・・・・・・いっきに来そうだな。
冷たい雨に打たれた 銀杏の葉は、まだ若さを残したものまでもが、無常にも落とされてしまっている。
自らの意思なのか、宿命なのか
銀杏の葉よ
一つが二つになったのか。
いてふの葉よ
二つが一つになったのか。
不思議な象、
異様な姿、
かって、才ゆたかな詩人に
戀のこころを
ささやいたではないか
かって、すぐれた哲人に
宇宙の秘密を
語ったではないか。
それだのにどうして
汝はいま
分裂に惱む魂に
その痛ましい姿を
まざまざと
映して見せるのだ。
見よ。
右なる鑿、左なる撥、
灰色の腦味噌、紅の血しほ、
その和し難い矛盾、
その絶えざる闘争、
かくして亡びた魂のいくつを
知ってゐないとでも思ふのか。
銀杏の葉よ
汝は二つに裂けてゐる。
いてふの葉よ
汝は二つに破れてゐる。・・・・・巴里心景、『九鬼周造全集』より
茶の混じった高貴な黄色は、いつも希望へと導いてくれる・・・・・・・できれば散り急がないでもらいたいものだが
翌朝、街路は黄色い絨毯を敷詰められ、木々には僅かに残るばかりとなった
いよいよ冬が来るね。


