ソプラノ歌手として有名なマリアカラスの
自伝的な映画の存在を知ったので観て来ました。

マリアカラス 最後の恋

声楽好きとして、彼女の歴史を
お勉強のために知っておこうと思っていたので、
エンターテイメント性はあまり期待していなかったのでしたが、
満足度120%恋の矢

とにかくゴーーージャスラブラブ!
ヨットクルーズなんて縁のないものが場がばしばしでてくるし、
宝石も服もステキ~~目
恋愛のアプローチもとても情熱的~~(コレに私は特に飢えてるかも)
一流の人の恋愛てすごい迫力なのね。
完全に脱日常。思いっきりエンターテイメントでした。

ちょうど、聖なる予言という随分古い本を読んでいて、
本の中に定義されている人種と映画に出てくる人物が
本当に見本のようで!本の実地版を見ているようで楽しめました音譜

聖なる予言という本は、自分の心を開いていれば、
自分のゴールとするものに必要な情報がおのずと手に入るということを
冒険の形で主人公が学んでいくという、スピリチュアル寄りの本です。

まず、強者と弱者の関係は、
強者が弱者のエネルギーを吸い取っている。
(確かに弱者は強者の近くに居たくないものだ)

お互い好きになり始めたとき、人は自分のエネルギーを相手に向けて出し合っている状態。
でも、それに慣れてしまうと、相手からオーラ(エネルギー)がもらえるものとして
相手からのエネルギー待ちの受身の態勢に入ってしまう。

映画の中でも、オナシスとマリアカラスがエネルギー待ちの状態になってしまって、
その後うまく修復できず関係が終わってしまっています。
お互いまだ好きなのに。

もう一つ。聖なる予言の本の中で、
これまで人からあまり構われてこなかった人が、人のアラ探しをして、人に指摘することで
自分の存在をアピールする行動に出るという「尋問者」の人種。
→オナシス

また、被害を受け続けた人は同情をひくことで注目を引こうとする「被害者」の人種。
→マリアカラス

その行動が対照的でした。


最後は、マリアカラスがオナシスの浮気やらイロイロを許さず(当然だ!)、
オナシスがさびしく死んでいくという、女冥利に尽きるエンディングで
強い女の話は、やはり見ていてきもちがいいですわね合格

でも、オナシスのようなパワーをもった男の人って
年老いてても関係ない位とても魅力的。
恋愛慣れしてるっていうのが、またさらに希少で
女側の価値が上がってしまうんだろうなと思った。

お金持ちに多い、つりあわないほど若い奥さんをゲットできるワケって、
お金以前に男本人にも十分な魅力があふれてるんだ~という事情が
わかったような気になれました。(まっ、垣根の外ですけど)


この映画、地元で期間限定で上映されるので、また見てこようと思います。
DVDも持っていたいわ~~
華やかで元気になれた映画でした。