木彫りのおやじのブログ

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  彫刻師のブログ。

ミニ屋台の彫刻で、今回は、波。

亀が上に付きます。

 

裏も彫らないと、表から見た時に、

波のしぶきや軽さが感じられません。

 

波の先がすぐれた雫までも彫り、動きを表します。

 

波の上に付く亀や鯉です。

3㎝弱の小ささですが、動きも表し、鱗も甲羅も彫刻します。

 

仕上がりは、こんな感じです。

 

木鼻の獅子を彫ります。

額と鼻の位置を決めて、

 

目と

 

耳の後ろの毛巻を形づくり

 

ぼんやり形が分かるようになって、

 

あごの下と前足、

 

足の裏も見えるので彫ります。

 

あら彫りができました。

 

口元は、牙も彫り

 

耳の下の区切りをつけ、

 

頭の形も整え、

 

額、頭の毛、

腕の毛巻も仕上げて、

 

下から見るとこんな感じ。

出来上がりは、

20X13X10(㎜)のサイズの木鼻となりました。

ミニ屋台の彫刻の注文をいただきました。

 

静岡県の遠州地方は、お祭りが盛んで、

秋には同じ日に各地で開催されているようでしたが、

今年は、

昨年、伺った袋井祭りも中止になって、

屋台の曳き廻しが見られなくなってしまいました。

 

屋台の彫刻が素晴らしく、

個人でミニ屋台を持っている方が多く、

昨年は、袋井市本町の「聲奏鶴」の7分の1サイズを彫刻しました。

今回は、10分の1サイズです。

 

 

写真を資料として、用意していただき、

屋台に対する思いをいろいろお話を伺いました。

それを基に、デザイン(絵)を描きます。

 

実物をそのまま、小さく彫刻することは出来ないので、

表現出来る範囲で、本物に近づけた彫刻を考えて絵を描く。

それが、とても、むづかしいのです。

更に、前回の屋台より小さいのも、

彫刻でどれくらい表現できるのか、まだわからないことも

考えてになります。

 

細かい彫刻は後回しにして

まずは、屋台本体の直しを、

入口の欄干を、開けて、波の彫刻をつけ、

切りっぱなしの切り口なども手を入れしました。

 

 

 

今年も暑かった8月があと2日。

にぎやかに鳴く夏の虫、セミはいなくなりましたが、

秋も元気に鳴く虫たちは他にもまだいます。

 

こんな時だからこそ、といろいろな虫たちを彫刻しています。

 

アオカミキリ、シロスジカミキリ

 マイマイカブリ

 

フタマタコオロギ

 

 クビキリギリス

 

 クツワムシ

梅雨明け後、夏本番。本当に毎日、暑い日が続いてます。

こんな異常的な気温は、まだまだ数年は続くそうです。

体調には十分に注意したいです。

 

そんな夏の日に、一番似合うのはセミ。

 

羽根の仕上げを下書きしてあります。

 

色オイルを塗ったアブラゼミと、

透明オイルで仕上げたヒグラシです。

 

暑い夏でも頑張って働く虫も、

アリ。

 

気ままに暮らす虫も、

キリギリス。

 

夏の虫の代表選手を彫刻してみました。