手術後翌日① | 子宮筋腫と私

子宮筋腫と私

突然気付いた子宮筋腫とさよならするまでの備忘録として

「今何時ですか?」を何度も繰り返し、ようやく朝がやってきました。

血圧を測りに来た看護師さんが、
「もう少しでお部屋に戻れますからねー。」とのこと。

やったーーーーーー!!!

「足についてる道具も外しますねー。」

エコノミー症候群にならないように一日中足をモミモミしてくれていた道具を外してもらうと、足が軽くなりました。

急に動いたときに、血栓が飛びやすいと聞いていたので、自分でも足首を上下したり足の指を動かしたり。

この運動も予防するのに効果があるので、術後目が覚めたら1時間に数回は行うように指示されていたんですが、

私はエコノミー症候群が怖かったので、もっと頻繁に動かしていました。
実際は回数増やせば増やすほど予防効果が高いわけではないらしく、そんなにする必要はなかったそうなんですが、
動かしている方がなんとなく安心出来たので。

道具と尿の管を外してもらってしばらくすると、
「では今からお部屋に戻りますね。ベッドのママ移動しますので、目が回ることがあるので目を閉じていて下さい。」と声がかかり、
ベッドごとお部屋に帰ってきました。

お部屋に戻り、なんとすぐに歩く練習です。

寝ているだけなら痛みはないんですが、少しでもお腹に力を入れると激痛が走ります。

痛みの種類は筋肉痛と似ていますが、程度は今まで経験したことのないくらい強く、
思わず、
「痛たたたーーー!」と声が漏れるほど。

しかし、術後なるべく早く歩き始める方が治りがいいとのことで、少しでもいいので歩きましょうと促され、

なんとか起き上がり、
←これが一苦労。
ベッドは電動で起こすことが出来るので身体としては起き上がっているんですが、
体重はベッドにかかっていて、
そこから背中をベッドから離す、という、
普段ならなんてことない動きが、力がはいらないのと痛いのとで時間がかかります。

足元にタイヤのついた点滴台を支えになんとか立ち上がり、
←これもまた一苦労。
何度か失敗してようやく立ち上がれました。いや、立ち上がれてはいません。お腹を伸ばすと痛いので、腰はかなり曲がった状態でした。

ヨロヨロと歩きます。
が、かなり痛みを伴うため、廊下を10mくらい進んだだけでお部屋に戻ってきました。

またなんとかベッドに戻ると、動いたからか痛みが強くなって来たので、痛み止めをもらいました。

今日の流れを説明してもらい、看護師さんがお部屋を出て行かれたあとは、
携帯で友人にLINEの返信をしたり、持ってきていたらゲームをしたりして過ごしました。

痛みはただ寝ているだけなら生理痛と同じようなものなので、ベッドで横になっているだけなら辛さはありませんでした。