今日、初めて耳にした。

日本ではまだ繁殖に至っていないため

特定外来生物の指定を受けていないが、

早々に指定と駆除・処分をしなければならない植物らしい。

 

 

原産は中央アジア。

19世紀に観賞用としてイギリスに持ち込まれ、

その後、アメリカやカナダに広まったコイツ、

どうやら強力な繁殖力で他の植生の成長・繁殖を阻害し、

自らは高さ2mから5mにもなるという「」。

一応「

 

 

この草の問題は邪魔なだけではない。

なんと、

引っこ抜いたり伐採しようとした人の皮膚に樹液がつくと

重篤な炎症を引き起こすというのだ。

 

こいつの種子、

一般には鳥によって運ばれると考えられていたようだが、

それは濡れ衣

アメリカ大陸へは、

花をつけた見た目が豪華なために

カネや称賛に目がくらんだ人間によって

観賞用として持ち込まれたり

船舶貨物に付着して広がったとの仮説が

一定の共通理解を得つつある。

 

こんなもん、狭い日本にうっかり持ち込まれたら

農業どころか山野も壊滅だ。

農水省はたぶんあんまりわかってない。

(わかってもおおごとになるまで動かない、かも)