お仕事がすっかりなくなって1か月半が過ぎた頃。

私は動画(映画)配信サービスのタイトル洪水に負けた波波

最初の昂揚感が嘘のように、

「何から観たらいいのか」を通り越して

「何が観たいのか」すらわからなくなったブタ

 

悶々の挙句、思い至ったひらめき電球

そんなときは、

人様のお奨めの中からピンと来たものを選ぶに限る!! と。

最初に掴んだ藁(←オイ)は

日本のクライムサスペンスドラマ『BORDER』。

紹介者はpolvloqさんである。

 

主演は小栗旬。

脳幹がマンガでできている私は、小栗旬の映画やドラマを

『銀魂』と『ウロボロス』しか観たことがなかったが、

polvloqさんの『BORDER』の評価は高かった。

記事には

>見る順番としては、テレビ放送潤どおりがいいと思う。

>「BORDER」→「衝動」→「贖罪」

とあったので、その通りに観た。

 

あらすじ等はリブログ元に詳しいのでそちらをご覧ください<(_ _)>

プンプンプンプン手抜きかよ)

 

評価:星星星星

 

本編は9話構成、その後にスピンオフ、スペシャルと続く。

主人公の能力設定は「ありえそうにないこと」で、

レギュラー登場人物も「リアルにはいそうにない」のがいたりする

(逆に加害者や被害者は現実的だ)。

が、回を追うごとにそれがしっくり落ち着いてくる。

これは、登場人物に対して

細部にわたる造形がきちんとなされていて、

さらに出し方と抜き方が巧いからだと思う(脚本・演出の妙)。

 

特に視聴のアクセント&推進力になったのは、

裏社会の情報工作チーム。

 

中でもこの二人。最初はギョッとしたけどね。

下矢印

画像引用元:https://lifepages.jp/border2-1241

 

ハッカーのサイくんとガーくん(浜野謙太&野間口徹)である。

どちらも、人に言えない影と傷を持ち、

洞察の深さと矜持と情愛、技術を兼ね備えたスペシャリスト。

 

私はこの二人のことをまったく知らなくて、

の人を「ノンスタイルの井上に似てる」と思った。

ところがプロフィールを調べてビックリびっくり

浜野謙太氏、ミュージシャンで俳優とな!?

SAKEROCKというバンドではトロンボーンとスキャットを担当、

在日ファンクというバンドではボーカル兼リーダー!!

 

 

歌って踊ってるのがサイくんこと浜野謙太氏である。

PVを観ているうちに懐かしい漫画のキャラを思い出した。

 

画像引用元:Amazon.com

 

ちゃっぷま~~ん!!

浜野氏がPVで見せるダンスは

パタリロでもがきデカでもなく、

ちゃっぷまんの動きである(個人の見解です)。

 

野間口氏演ずるガーくんのキャラも

奥にもっと何かのポテンシャルを秘めていそうで興味深い。

このコンビがこのまま脇役で埋もれるのは惜しい。

新型コロナウイルスとの共存可能性が見えてきて

新作ロケやらができるようになったら、

次のスピンオフは

ぜひサイくんとガーくんを主役に据えていただきたいお願い

 

 

 

 

<蛇足>

似てるかどうかは主観でしかないんでアレだけど

マンガつながりでもうひとつ、

 

画像引用元:Amazon.co.jp

 

これは本編の後日談として放送された、

ドラマスペシャルの円盤パッケージであるが、

これで私は、ドラマの内容、値打ちとは関係なしに

なぜか漫画『幕張』の主人公を思い出して

「ギャグか!」と唸ってしまった。

(かつて、少年誌に下品下劣で破戒的な漫画を放ち、当時怖いものなしだった週刊少年ジャンプ編集部にさえ動揺と震撼をもたらした漫画家・木多康昭は、表情を写実的に描くことが多かった。なお、検索はおすすめしない)