先日、ブロ友の記事で
政府の現金給付に絡んだ詐欺活動が始まったのを知った。
私はSNSすらやってない田舎のひきこもりなので
情報に疎いのは自覚している。
遅まきながらネットサーチしていくと、
現金給付以前のコロナ関連詐欺事例まで出るわ出るわ。
公的機関では国民生活センターが
3月からホームページで相談事例を紹介しつつ、
注意喚起していたようだ。
最新?の4月3日付情報がこれ。
内容の中見出しのみを抜粋してみる。
【事例1】市の新型コロナウイルス対策室を名乗り、個人情報を聞き出す不審な電話を受けた
【事例2】携帯電話会社名で、新型コロナウイルス関係の助成金を配布するとのメールが届いた
【事例3】自宅の固定電話に「新型コロナウイルスの検査が無料で受けられる。マイナンバーが必要。これから自宅に行く」という電話があった
【事例4】信用金庫の職員を名乗る電話があり、新型コロナウイルスの関係で必要と口座番号と暗証番号を聞かれた
【事例5】息子を名乗り「会社の上司に借りたお金を返して」と電話があり、上司から「新型コロナウイルスで困っているのですぐにお金を返してほしい」と頼まれ、現金を手渡した
これら事例紹介の下のほうには、消費者へのアドバイスとして
●怪しい電話はすぐに切り、メールは無視してください
●絶対に口座情報や暗証番号等を教えたり、キャッシュカード等を渡さないでください
●他人には絶対に現金を手渡したり、暗証番号を教えてはいけません
等が書かれている。
でも、はたしてそれが
輩連中のターゲット層にちゃんと届いてるかというと
はなはだ疑問だ。
餌食になりやすい田舎の年寄りなんか、
自治体が配布した緊急連絡用のタブレットの文字すら
読まないのが多い。
グラウンドゴルフやカラオケの集まり、
高齢者向け学習講座等も自粛している彼ら彼女らが
いま何を情報源にしているかといえば
もっぱらTVと町内の回覧板だ。
各自治体で、自治体住民の生活安全を担う部署が
小さくても12ポイント以上のゴシック体で
特殊詐欺に対する注意喚起の文書を作成して回覧板で回すか、特に年寄りの多い地区では
町内会判断で会費を使ってそれをコピー&全戸配布しないと、
TVの大きな文字だけ頭に残して
具体的な騙され事例がさっぱり記憶に残らず、
したがって簡単に騙されてしまうだろう。
実際、
一瞬のサーチで出てきたものだけでもこれだけある。
愛知 特殊詐欺被害が増加 外出自粛の高齢者狙い(NHK WEB)
新型コロナウイルス問題に便乗した特殊詐欺について (甲賀市)
こう書いてる私も認知症予備軍である。
むしろ初期症状をすでに呈してる部類かもしれない。
こんな時期だからなお一層気をつけたい。