https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180716-00000036-jij_afp-int

 

ハンドバッグや財布、靴の革にするために

狭い池で養殖されていたワニたちである。

 

おまえらは人間(われわれ)のためにいる。おとなしく○ね。
おまえらは道具、材料のくせに、人間(われわれ)に刃向った。
懲らしめてやる、全滅させてやる。

 

>同地の野生生物保全局は、養殖場側が賠償金を支払うことに同意したと説明したものの、「数百人」規模で暴徒化した一行は納得せず、ナイフやなた、シャベルを手に養殖場へ向かい、「報復」として292匹のワニを殺したという。死んだワニの中には、10センチほどの幼体から2メートルの成体もいたとされる

 

とても人間らしい行動。
空腹でさえなければ寝てるのが好きなワニたちと人間と。
どちらが平和的だろう?

 

警察や保全当局者の方が数では上回ったにもかかわらず、ワニへの非情な攻撃を阻止することはできなかった

 

できなかったんじゃなくて、しなかったんだろが。

実力阻止しようとしたら「数百人」規模の暴徒が

ナイフやなた、シャベルで自分たちを襲うんだもんね。

そりゃ気の済むまで殺させるわね。

 

こういうニュースを目にするたび、

その国や地方に住んでる人たちにどんな災害が起こって

人的被害がどれほどひどかろうが

助けたくない、支援したくない、と思ってしまうのは

私が狭量だからだろうか。

 

どうせ革にされて死ぬ運命、と言えばそうかもしれない。

でも、ワニたちに下されたのは、革にされるよりもっと無意味な死。

人間以外の動物も、知能が高いものほど

人間と同じような報復行動をとる。

しかしその場合でも、人間ほど広範囲に

多くの‘敵’を犠牲にする、殲滅するわけではない。

 

人間である限り、私にも人間らしい残虐さが備わっている。

人間でごめん、すまない、と謝っても、

人間であることを呪っても、

生きてる間は人間でしかないから、自戒して生きようと思う。